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- カテゴリ:一般
- 発売日:2000/07/01
- 出版社: マガジンハウス
- サイズ:18cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8387-1247-2
読割 50
紙の本
美女入門 Part2
著者 林 真理子 (著)
もてたい、瘦せたい、きれいになりたい! すべての女性の関心事をマリコ流に鋭く分析・実践する、エッセイ第二弾。『anan』連載を加筆修正したもの。【「TRC MARC」の商...
美女入門 Part2
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商品説明
もてたい、瘦せたい、きれいになりたい! すべての女性の関心事をマリコ流に鋭く分析・実践する、エッセイ第二弾。『anan』連載を加筆修正したもの。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
林 真理子
- 略歴
- 〈林真理子〉1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒業。「最終便に間に合えば」と「京都まで」で直木賞受賞。他に「不機嫌な果実」「胡桃の家」「みんな誰かの愛しい女」など著書多数。
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紙の本
林真理子女史が書くからこそ真実がある「美女」学の秘話。
2001/03/26 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:澤木凛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
林真理子女史に対しては世論はどうとらえているのだろうか。一般的にブス/デブの代名詞として扱われているのか、それとも単なるブランド好きとして見られているのだろうか。いや、文学としてとりあげるなら「官能小説に走ってしまった女流作家」ということになるのか。まあ、どれもあたっているようであたっていないようで…。
私は彼女は日本人の典型である、と思う。いや、正確には「少し古い日本人の」という方が正しいか。彼女は基本的にまじめな人である。そして田舎から出てきて都会というものに一生懸命紛れ込もうと努力した。都会で認められ、賞ももらい、故郷に錦を飾った。でも根っこは田舎の普通の娘さんなのだ。お嬢でもなければ、都会育ちでもない。芸能人大好きなミーハーだし、ハイソな人々にあこがれもあるが、気後れしてしまう。しかし、彼女はあえてその中に踏み込んでいこうとする。その世界を知ってみたいとする。こんな世界もあるのね、と友達(つまり一般の人々)に知らせようとする。自分だけが知っているからちょっと自慢げになったりもする。いつでも背伸びしてハイソな世界に入っていたい、その背伸び感覚が彼女の持ち味だろう。
もちろん、本当にハイソな人々は努力なんてしなくても美女だったりするし、努力しているところを人に見せようなんて考えもしない。私はこんなに努力しているんだ、でもダメなのねぇ、というのが林真理子女史が旧日本人たる象徴的な事実である。まあいずれにしてもこの本は肩をはらずに読むことは出来る。そして、林さんも頑張っているのねぇ、私もちょっとはダイエットでもしてみよう、と思ったらそれで十分なのだろう。この本を読んで林真理子女史を本当に鬱陶しいと感じる人もいるだろうな、その人はきっと彼女と同じ感性を持っている人だと思う。案外多かったりするのかもしれない。全く無関心でいられる人が本当のハイソな人に違いない。
紙の本
美女への道
2001/09/20 22:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美女入門のパート2ということで前作の美女入門よりもパワーアップしたように感じるのは私だけだろうか? やはり美女を突き進むと怖い物なしなのでしょう。
林真理子さんの素朴な疑問、質問、体験に思わず笑いが出てしまう。普段から美に対して鋭く目を向けているからそこなのだろう。それが美女への入門の第一歩なのかもしれませんね。