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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 31件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/07/19
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-149511-9
新書

紙の本

優生学と人間社会 生命科学の世紀はどこへ向かうのか (講談社現代新書)

著者 米本 昌平 (ほか著)

優生学はナチズムか。戦後日本の優生政策の内実とは。優生思想の歴史を再検討し、遺伝子技術時代の視座を示す。【商品解説】

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優生学と人間社会 生命科学の世紀はどこへ向かうのか (講談社現代新書)

税込 1,100 10pt

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目次

  • はじめに
  • 第1章 イギリスからアメリカへ──優生学の起源
  • 第2章 ドイツ──優生学はナチズムか?
  • 第3章 北欧──福祉国家と優生学
  • 第4章 フランス──家庭医の優生学
  • 第5章 日本──戦後の優生保護法という名の断種法
  • 終章 生命科学の世紀はどこへ向かうのか
  • おわりに

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みんなのレビュー31件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

現代の人間が選ぶべき道とは

2017/02/06 19:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

私たち日本人は、優生学ときくと、人間の生命に優劣をつけるもの、すなわち忌避すべき学問だと感じる。
なぜなら優生学は、ナチズムと結びつけられて論じられてきたからである。そして、悪いのはヒトラーであり、その時代は終わったこととして語られる。
また現代では生殖技術と結びつけらることもある。しかし子どもの遺伝子を変えるなんてとんでもないことだと、やはり語り合う以前にタブー視されてしまう。
ところが、案外知られていない面として、優生学にはダーウィニズムとの関わりがある。つまり、サルが人間へと進化をとげたように、人間も進歩するべきであるという思想である。
私は、この考え方をもう一度見直していきたい。なぜなら、今世界は転換期にさしかかっていると感じるからである。
現代の私たちは本当に進歩しているのか?
進歩した人間とは、社会的弱者をつくりだし、弱者を排斥する人間のことなのだろうか?また、自分だけ利益を得て満足し、自分を批判する者を罰していくことが人間の正義なのか?
できるだけ早く、わたしたちは結論を出しておかなければならない。

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紙の本

ここから考えることを始めよう

2002/07/05 08:52

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ユヴスケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『人体改造の世紀』や『人体バイオテクノロジー』を読んだとき、遺伝子治療に関する規制が国によって大きく異なることを知ったが、そのような違いがどこから来たものかまではわからなかった。が、この本が大きなヒントを与えてくれている。現在、遺伝子治療は場合によっては優生学的なものと同一視され、それが反対運動や規制のもとになっているが、優生学が忌諱されるようになったのはこの20年以内のことに過ぎない。それまでは世界中の国々で程度の差こそあれ優生学的な施策は当たり前のように行なわれていた。この本では、そういった政策が採用されるにいたった課程や、推し進めた優生学者達の状況を丹念に資料を追って明らかにしている。
 最近の遺伝学者による著作を読むと、人に対しての遺伝子操作を論外だと言い、その可能性を否定することで自分の研究を守ろうとする態度がよく見られる。その気持ちがわかるが、それでは何も変わらないか、一部の人間の突発的な行動で大きく状況が変わってしまうかの両極端な自体を招くおそれがある。人の遺伝子操作を限られた病気の治療にとどめるのか、それともデザイナーベイビーまで許すのか、研究者を含めてまだまだ議論していかなければならないが、その際にこの本のような優生学の研究は重要なとっかかりになる。
B.M.Factory

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紙の本

優生学・優生運動の今日的問題をあぶり出す

2001/01/07 08:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:三中信宏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 優生学ならびに優生運動に関して、日本を含む国際比較を行なった本書の第1〜5章は、たいへん勉強になった。優生学ならびにそれを受けた優生思想・優生運動に関しては、スティーヴン・グールドの有名な『人間の測りまちがい』やマーク・アダムズ編の『比較「優生学」史』をはじめ、日本語で読める大きな本がすでに出版されている。生物測定学と優生学とは密接に絡みながら発展してきた。そこに、進化学や遺伝学など人間の生物学的側面をも対象とする生物学的研究が付加されることにより、一般社会の文脈の中での思想・運動としての「優生」が展開していった。
 本書では、科学としての「優生学」の英米起源(第1章)からはじまり、ドイツ(第2章)・北欧(第3章)・フランス(第4章)とヨーロッパを一巡した上で、日本に回帰する(第5章)。ヨーロッパにおける「優生学」の社会におけるさまざまな発現のあり方は、国ごとの状況のちがいを反映しており、興味深い。各章は必ずしも分量的に多いわけではないのだが、それぞれ簡潔にまとめられていると思う。とりわけ、第5章の日本における優生思想・運動史と現代の優生保護法に関わる議論の経緯は、詳細な資料に裏付けられており、日本型「優生」を概観するのに役立つ。
 本書全体を通して、「自己決定優生学」(p.140)あるいは「レッセ・フェール優生学」(p.234)なる新たなタイプの優生思想の擡頭が今日的問題として統一的に取り上げられており、複数著者による本であるにもかかわらず、その主張は明確である。解答が与えられているわけではないが、問題提起として考えさせられる。
 人間が生物である以上、集団における遺伝的変異の存在はもちろんのこと、人間のもつさまざまな形質(形態・行動・心理・知能など)に生物学的基盤が存在すると考えるのは当然のことである。このことを考えるならば、米本昌平による最終章にみられる断定的なコメント:「その危険とは、IQの遺伝子や、犯罪傾向の遺伝因子や、反社会的あるいは暴力的な遺伝子などという、生物学のレベルとは対応関係のない、その意味でありもしない遺伝因子を想定したり、人間の社会的行動を説明づけようとする生物学概念へ人間解釈を還元してしまったりすることである。それは人間解釈の浅薄さ以外の何ものでもなく、このような言説に対しては感度を鋭くして、ていねいに批判し続けていかなくてはならない」(pp.269-270)は、私にとっては首肯しかねる。安藤寿康の新著『心はどのように遺伝するか』を読めばわかるように、人間の心に関わる形質に遺伝的背景が存在しているかどうかは経験的にテストできることだからである。
 このように、部分的には問題のある箇所もあるが、全体としては優生学なるもののたどってきた歴史、ならびにいまなおそれが生みだし続ける問題点をあぶり出した好著であると感じた。

【目次】
はじめに ぬで島次郎 5
第1章 イギリスからアメリカへ:優生学の起源 米本昌平 13
第2章 ドイツ:優生学はナチズムか? 市野川容孝 51
第3章 北欧:福祉国家と優生学 市野川容孝 107
第4章 フランス:家庭医の優生学 ぬで島次郎 141
第5章 日本:戦後の優生保護法という名の断種法 松原洋子 169
終章 生命科学の世紀はどこへ向かうのか 米本昌平 237
おわりに 米本昌平 277
著者略歴 279
参考文献 280

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紙の本

バイオテクノロジー華やかりし、現代の必読書

2000/10/10 19:10

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:FAT - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「優生学=ナチス=国家主義や軍国主義」という図式が、優生政策に対するイメージとして定着している。しかし、このようなステロタイプ化された理解に対し、本書では、初期の優生思想家は、戦争を優生政策を無に帰してしまう物であり、戦争防止を重要視していたという、意外な指摘を行っている。つまり、初期の優生思想には、「戦争により、堅牢な若者が戦死し、銃後に残った「欠陥者」の子孫が増加する」というロジックがあったというのである。スウェーデン等の北欧諸国やワイマール共和国ではこういった発想が、第1次世界大戦に対する反省の一環として生じ、優生政策を推し進めたという指摘は驚きである。日本の第2次世界大戦後の優生政策の出発点も、この戦争による「逆淘汰」であるとも指摘されている。また、悲劇性を感じるのは、福祉政策の充実によって、福祉コストが増大する恐れが出ると、そのコスト削減のために障害者の発生を抑制するための方策としての優生政策に大きく追い風が吹くという事象が繰り返されてきた点である。つまり、本書の眼目は、「善意」に発する優生政策というものが存在するという、悲しい指摘なのである。
 一方、昨今のゲノム解析の進展、更には体外受精された器官分化前の細胞(ES細胞、万能細胞)を用いた人工臓器構想などが現実化してくるなかで、優生政策は「社会のための」ものから、「個人の自己決定のため」へと変化しようとしている。いわば、個人ベースの優生学だ。こういう時代だからこそ、社会の圧力による優生政策の過去を真摯に見つめた上での、冷徹な議論が必要であり、そのための礎石として、本書は、是非とも参照すべき本である。

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紙の本

過去の優生政策の歴史的実態から優生学の根本を見直す

2000/08/11 04:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は各国の過去の優生政策の歴史的実態を追うことによって、優生学の根本を見直し、どのような「危険」を持つか明らかにしようとしたものだ。考えるべき示唆が多く含まれ、優生学の基本書となるだろう。新書で手に入れやすいのも嬉しい。
 ナチズムによる優生政策の影に隠されてきたが、各国の優生政策の道筋は様々で、その中でも優生思想と福祉政策は強い親近感があったという指摘がある。医療や福祉は、庇護と同情というパターナリズムに陥りやすい構造を持っているのかもしれない。
 そして現代、国家のものであった優生学は、医療技術の発達によって個人の自己決定に根ざしたものに変わりつつある。生殖の自己決定ー出生前診断、選択的中絶ーの結果、特定の疾患を持った子供の出生が減るという事例が実際にある。著者らは危惧を表明するが具体的な結論はない。「自己決定」に歯止めはあるのだろうか。最近、よく考える。
(青木みや/管理栄養士 http://member.nifty.ne.jp/live/)

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2005/02/17 04:42

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2005/05/04 02:26

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