サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 小説・文学の通販
  4. 小説の通販
  5. 講談社の通販
  6. 埴谷雄高全集 15 思索的渇望の世界の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.7
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:22cm/512p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-268065-3
  • 国内送料無料

紙の本

埴谷雄高全集 15 思索的渇望の世界

著者 埴谷 雄高 (著)

埴谷雄高全集 15 思索的渇望の世界

税込 8,580 78pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

埴谷雄高全集 21巻セット

  • 税込価格:185,0201,682pt
  • 発送可能日:購入できません

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

文学と政治 秋山駿 対談 11-26
思索的渇望の世界 吉本隆明 ほか鼎談 27-120
戦後文学と思想性 白川正芳 対談 121-133

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

世界でも稀有な前衛的作家の全19巻+別巻1がいよいよ残り数か月で完結

2000/10/05 00:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『埴谷雄高全集』は全19巻+別巻1ゆえ、いよいよ残り数か月で完結だ。この『全集』に限らず、『全集』とは、ほとんど受注生産、最終配本が終わって数か月もすれば、「全巻揃い」は無理となり、10年もすれば古書店で、定価の倍にもなったりするからだ。むろんそんなことより埴谷雄高が世界でも稀有な前衛的作家ゆえ、買って欲しいのだ。日本の文学的風土はいまなお「私小説」が主流、観念的、思弁的な小説は軽んじられ馬鹿にされ続けてもいる。中でも埴谷雄高はその典型例で、ある時、「埴谷雄高が好き」と表明するや、「あんなもん作家ではない。『死霊』など、私/俺にも書ける」と金井美恵子と三浦雅士に嘲笑されもした。この「15巻」にはその昔、文芸誌『海』で、ぼくが企画した埴谷雄高へのロング・インタヴュー『思索的渇望の世界』も含む全20本もの対談、座談会が収録されており懐かしく再読した。埴谷雄高はまた「難解な作家ゆえに偉い」との身贔屓、誤読から、一種のカリスマ的存在として神格化する読者、批評家もいるが、ぼく個人はそうした両者にうんざりしつつ、一人密かに愛読していた。言うまでもなく未完の代表作『死霊』を最も高く買う。「六章」以降は明らかにパワーダウンしているが、それでもこの『死霊』、世界文学たり得る秀作だと思う。内容は『カラマーゾフの兄弟』同様、四人の兄弟の物語。主たる登場人物は悪徳政治家三輪広志、正妻の息子、高志と与志、妾腹の息子、首猛夫と矢場徹吾である。そして作者はそれぞれの兄弟が「存在」「意識」「社会」の転覆作業についての内面(思想)吐露が山場となるよう構成し、四人の兄弟に、ヴィヨンを唄ったスウィンバーンの章句「Villon、our sad bad glad mad brother’s name!」から四つの要素、「悲哀は三輪与志、悪は高志、歓びは首猛夫、狂気(黙狂)は矢場徹吾」の役割にした。こうした小説を、米粒すらない敗戦の翌年、1946年から『近代文学』に連載した心意気にまず打たれるが、この時は結局「第四章」で中断する。しかし、それから26年後の1974年(作者65歳)、突然「第五章」を『群像』に発表、以後は数年置きに書き継ぎ、「第九章」(85歳)まで行くが、97年(87歳)、著者の死とともに未完に終わった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/09/01 20:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。