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商品説明
森田療法ができれば、神経質症の人には短期間で薬を使わず対処できる。「悩みから抜け出るために」「価値判断を変えよう」「感情には法則がある」など、神経質な人を支える森田療法のすべてを、簡単にわかりやすく凝縮した一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森岡 洋
- 略歴
- 〈森岡洋〉1946年高知県生まれ。鹿児島大学医学部卒業。現在、埼玉県戸田市戸田病院精神科勤務。著書に「誌上アル中教室」「アルコール症の正体と治し方」など。
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紙の本
神経過敏,あがり症,アルコール依存症など,気持ちの持ち方に起因する神経症の克服方法を解説する
2000/12/26 15:25
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森田療法は故・森田正馬慈恵医大名誉教授が創始した神経症治療法のひとつ。本書はそれを継承・実践する医師による解説書である。医学書には違いないが,医学用語はほとんど見当たらない。そこにあるのはいわば“気持ちの保ち方”であり,生き方である。たとえば,神経質症克服のためには「あきらめ上手になること」という。「あきらめるというのは,現実をそういうものだと受け入れることです。『症状』は起こってくるままにして一人前の活動をすることを考えればよいのです」といった具合。
また不眠症の人には「眠れなくても害はまったくない」と言い,あがり症の人には,自ら進んで人前で話す努力をする「恐怖突入」しかないという。一方,アルコール依存症から立ち直るために,医師を交え患者や元患者が助け合う自助グループの活動内容が紹介される。神経質症やアルコール依存症の人が身近にいる人,病症から立ち直りかけている人,あるいは自分にその気があると思う人向きの一冊。
(C) ブッククレビュー社 2000