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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.8
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/315p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-264902-0
文庫

紙の本

ウランバーナの森 (講談社文庫)

著者 奥田 英朗 (著)

ウランバーナの森 (講談社文庫)

税込 628 5pt

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みんなのレビュー143件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

「あのジョン」もこうだったらいいな。

2008/10/22 22:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしは英国はリバプール出身の四人組のバンドが大大大好きです。
そう、音楽史からははずすことができない、
あの、虫の名前のバンドです。
だから、中途半端なこと書き方されたら、
すごくすごく腹が立ちます。
この本は、その四人組バンドの、
「あのジョン」にかなり似た「ジョン」の話ですが、
合格です。エピソードの扱い方や、キャラクターの設定の節々に、
著者の「あのジョン」及び「あのジョン」に関わった人々に対する敬意を感じます。
この敬意がないとだめなんですよね。「あのジョン」のファンとしては。

ウランバーナの森において、
ジョンは便秘で悩みつづけます。
熱狂的なファンだと、このあらすじを見た時点でかちんときかねないですが、
耐えて最後までよんでください。
ジョンが精神的に救われていく話なので。
「あのジョン」も、こうなってたらいいなーなんて思いますから。

「あのジョン」は、本当に死ぬのが早すぎました。
その事実は、どうしても救えません。
彼の救われない部分、とてもナイーブな部分は、
楽曲の端々にありますが、実際どこまで救われていたのでしょうか。
想像のなかだけででも、せめて晩年の数年の間だったとしても、
ウランバーナの森で救われていてくれれば、と願わずにいられません。

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電子書籍

ジョンレノン

2015/11/20 09:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:QQ3 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジョンレノンについてはあまり知らなかったのですが、興味深く読むことが出来ました。ジョンレノンについて詳しくなくても、読みやすい一冊です。

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紙の本

ジョンの悩みを軸に細かく精緻なエピソードが積み重ねられていく秀作。

2004/03/15 21:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:元高角三 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビートルズやそのメンバーに関する本は数多くあるといわれている。中でもとりわけ人間ジョン・レノンを知る上で最も文学的な作品は、奥田英朗氏の「ウランバーナの森」ではないかと思う。余り触れられることのないジョンの主夫の姿を考えてみるときに、この作品が持つウィットとユーモアな部分から、本小説が単にジョンという人間をモチーフにしているなどということだけでは表現しきれない部分を感じることができる。

 内容は、ひどい便秘に悩まされ、苦しみながらに通院を始めたジョンに過去に出会った亡霊が様々な形で登場し、喪失感や暖かい愛情を再認識させるといったどこにでもありそうなストーリーである。
ジョンには主夫としての時期が確実に存在しているにも拘らず、残念なことに、一部を除いては彼の隠遁生活が描かれているものは極めて少ない。しかも日本に滞在していた77年前後のことになると数える程しかないのが逆に不思議に思うほどである。周知の事実であるように、ジョンはロックという世界において、とりわけ30代の半ばくらいまでは、王様だった。それまでの音楽シーンはビートルズが中心だったと言っても決して過言ではないし、彼らが発表していた音楽もサイケデリックなものから刺激的で先鋭的なロックまで多種多様であった。しかし、解散後日本での隠遁生活の後、ジョンが発表したラストアルバムは、ほとんどが家族愛をテーマにする曲で構成されている。もちろん、空白の時期のジョンの内情を知ることは、ヨーコやショーンにすら不可能だと思う。そんな僕らの一番興味ある部分を小説として、あえて固有名詞を避け書かれたのが本書である。

 ここでビートルズは本当に幸せだったのかという疑問を考えると、僕はビートルズがビートルズであり世界を魅了した60年代は別としても、解散してそれぞれ新しい道を模索し始めた70年代においては、彼らは幸福だったのではないだろうかと思う。
小説を読み推測する限りこの時期のジョンの精神状態はきわめて良好だったのではないかと考えられる。例えば富と名声を得てもお金では買えないものもある。それをビートルズは「愛」であると歌っているが、僕は「癒し」であると考える。癒しとは必ずしもリラックスという意味ではなく、本当の意味での「幸福感」のことではないだろうか。このことは、当時の彼の写真を見ても本当に心の底から笑顔を見せている彼の表情からも感じることが出来る。
 
 ビートルズが一つの夢であり、生まれた時点で過去の遺産だった僕には、彼等の現在を知ることがとても大切なことに思える。物心つき、ビートルズを聴き始めた頃にはジョンは既に他界してしまい、再結成というファンの最後の夢は絶たれてしまった。今日僕らはビートルズや現在も続く解散後の彼らを深く知ろうとすることで、それぞれ新しいビートルズ像を蘇らせていくことが可能だと思うし、僕は今後そのような小説が登場してくることを期待している。

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紙の本

幻想的なお話

2002/07/31 00:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

いまや年末ランキングの常連と化した、奥田さんのデビュー作。
浅田次郎氏絶賛だそうです。

これは表紙&参考文献を見れば一目瞭然なので、ばらしてイイでしょ
う。日本で一夏を過ごした、ジョン・レノンをモデルにしたお話。
世界的スターとなり、精神的に疲れ切ってしまったジョンは、妻で
あるケイコの実家が所有している軽井沢の別荘で、家族水入らずの
静かな夏を過ごしている。隠遁生活も4回目の夏を迎えようとして
いるジョンの目下の真剣な悩みは腹痛&便秘(笑)。ところが、近所
の病院は、お盆シーズンでみな休業中。一件だけ診察を受け付けて
くれた二手橋の近所にあるアネモネ医院の帰りにジョンは不思議な
体験をする。

誰でも人間生きていれば、「あの時ああいう風に言わなければ…」
などの、後悔ってありますよね。でも死んでしまった人間には、お
詫びをすることは出来ない…。そこを上手い具合に日本のお盆と絡
めて、ちょっと幻想的な贖罪のお話しに仕上げているのは、さすが
奥田作品と言った感じでしょうか。作品中で語られる、ジョンの心
の傷は、多分参考文献などから引用した事実なのでしょうが、ファ
ン以外の人間にも有名な話なのかな?多分わかりやすい事例を使用
しているのだと思いますが、私は知らない話ばかりでした。でも、
あくまでジョン・レノンをモデルに使っているだけなので、特にビー
トルズファンでなくても楽しめる作品だと思います。もともとお盆
は、こういう風習のものだったでしょうしね。自分の日々の言動を
反省させられる作品でもあるかもしれません。

しかしデビュー作が、こういう感じの作品で、長編2作目で、大幅
に作風を変えるというのはすごいよなあ…。などと思うのは余談。

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紙の本

軽井沢の森で死者たちと再会したジョン・レノン

2002/01/23 02:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカザワケンジ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『最悪』で骨太な社会派ドラマを展開した奥田英朗のデビュー長篇。読みはじめて面食らった。主人公がジョン・レノンその人だからだ。しかも、音楽活動の表舞台から姿を消していた空白の時間、ヨーコとショーンと築いた家庭の「主夫」として暮らしていた夏が描かれている。
 なんと大胆な。むろん、小説、フィクションであるからジョン・レノンというフルネームは出てこない。ヨーコはケイコ、ショーンはジュニアと改められている。しかし、主人公ジョンがジョン・レノンであることは明らかだ。そして、「文庫版へのあとがき」のなかで著者自身が認めている。

 簡単にストーリーを紹介しよう。
 軽井沢の別荘で夏を過ごしていたジョンに異変が起きる。いままでに体験したことがないくらい長い便秘だ。クスリを飲んでもいっこうに効果がなく、妻のケイコにすすめられて「アネモネ医院」という診療所に通院する。そのかえり、森の中でジョンは自分の人生に登場し、心のトゲになっていた「死者」たちと出会う……。

 著者の奥田自身がジョン・レノンのファンであり、評伝、インタビューの類を読みあさったが、「主夫」時代についてはごくあっさりとした描写しかしていないことに不満があったという。そこで奥田はフィクションで、ジョンにとっての「人生の休暇」を再現しようとしたのである。結果、この世とあの世を行き来するジョン・レノンの姿が描かれることになった。

 人生のある時期にさしかかって、過去の自分を振り返り、心的外傷(トラウマ)と向かい合う……そういう物語は数多い。幽霊との邂逅という設定に限っても、即座に山田太一の『異人たちとの夏』が思い浮かぶ。『ウランバーナの森』も季節は夏、お盆だ。死者との邂逅によって自分の人生をあらためて見つめ直す──東洋思想がジョン・レノンというキャラクターとマッチングしていることは言うまでもない。ジョンの前になら、死人の一人や二人現れてもおかしくない。そして、その経験を受け止めることが出来る柔軟さに富んだキャラクターだと思うからだ。

 テーマがユニークであるだけに、読み手のイマジネーションが広がりすぎてしまい、「ここはもっとこうしてほしい」という異論があるかもしれない。ぼくも、まあ、そう思う部分もある。しかし、冷静になってみると、これくらいの軽さがかえってこの小説の魅力なのだと思う。ジョン・レノンファンだけでなく、自分の過ちが心にトゲのようにささっていると感じる人に、優しい癒しを与えてくれるだろう。

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2004/10/24 16:54

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2005/10/10 16:35

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2005/11/02 12:42

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2005/11/09 17:18

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2005/12/26 14:27

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2006/01/19 04:38

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2006/04/14 20:02

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2006/08/17 13:17

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2006/08/02 19:30

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2006/09/08 12:49

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