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商品説明
中小企業で、いま注目されている「船井流経営法」。経営者兼経営コンサルタントとしての永年の経験から、まとめ創った「船井流経営法」が、どのようにしてでき上がったか、それはどのようなものなのかを時系列的に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
船井 幸雄
- 略歴
- 〈船井幸雄〉1933年大阪生まれ。京都大学農林経済学科卒業。日本マネジメント協会理事等を経て、現在、船井総合研究所会長。著書に「自分との対話」「躾」など。
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紙の本
一つの時代を創った偉人ではあるが、今終焉を迎えていることを如実に示した本である!
2000/10/05 16:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:21世紀のビジネス書評論は俺に任せろ! - この投稿者のレビュー一覧を見る
「経営のコツ」は、ともかく、「99.9%成功する」などという言葉は、嘗ての船井会長からは、決して出なかったはずである。このタイトルからも、時代の流れに乗り遅れ、自分の経営理論が、通じなくなった、あせり・苛立ちを痛感させる。
「そごう」を始めとする、嘗て自分をバック・アップしてきた人間・取り巻きの失敗・失墜、自らが自信を持って、世に広めた人達の失敗、犯罪、逮捕等、現実は、冷酷に真実を浮かび揚がらせている。
この最新著も、相変わらずの「船井節」と思いきや、時代の流れに、無理に乗り遅れまいとした、最新事象・流行現象を、古い持論で、分析・説明しようとして、非常にちぐはぐな内容に終わっている。
昭和40年代以降、平成バブルまでの、日本経済成長を支えた、優れた経営理論家としての、実績・栄光は決して、滅びることはない。
だからこそ、インターネットやITの価値・影響力を、どうしても認められなかった時点で、静かに表の舞台から、退かれるべきであったと思う。
船井会長の著書は、嘗て、必ず出せば、20万部から30万部は売れると言われた時代を知っている、1人のファンとして、寂しい限りである。
老節を汚さぬ前に、舞台を去って頂くことを、切に祈念する。
紙の本
中小企業経営者の救世主ともいわれ,信者の多い船井幸雄氏の経営コンサルティング40年の総括編
2000/12/01 21:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂井 尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伸びない個人消費に加えて,大企業にリストラ旋風が吹き荒れる昨今,中小企業にその合理化のしわ寄せが厳しく押し寄せている。こうした経営環境の中,いま注目されているのが「船井流経営法」だ。
本書は船井幸雄氏が経営コンサルタントとして,また,船井総合研究所の経営者(現会長)として長年の経験から創り上げた独特の経営法が,どのようにして出来上がったか,などを時系列的に分かりやすく総括し,解説しているものである。
「経営にはコツがある」から始まって,「成功するための5原則」「いま一番知ってほしいこと」まで
“こうしたら経営はよくなるというコツ”を,実績を踏まえた大阪人特有のサービス精神に満ちた表現で解説している。とくに「競争しないで儲ける方法」の項では,他社の追随を許さない独特の「主力商品」を見つけ出し伸ばしていくことが重要だ,という。これで競争相手が正面きって競争に出てこれないから必然的に「競争」にはならないわけだ。
また,著者が本書でもっとも経営者に言いたいこととしているのは「本物化に取り組んでほしい」ことだという。「本物化」とは地球を犠牲にしないで,よい方向のモノ=商品を生産することを心掛けようということで,デュポン社の3GT(バイオ繊維)や,エコロジー・カーなどを例に挙げている。
このほかの項目でも,数多くのスローガンを掲げながらその実例を示して説明しており,全ページを通じ分かりやすい組み立てとなっている。
こうしたことから本書の読者対象は,中小企業経営者だけでなく,今後中小企業の集合体とならざるを得ない大企業幹部や一般ビジネスパーソン個人までをカバー,それぞれが「上手な経営法」「上手な生き方」にプラスする貴重な情報源とすることができる。
(C) ブッククレビュー社 2000