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グループウェアとその応用 (ソフトウェアテクノロジーシリーズ ネットワークとマルチメディアトラック)
グループウェアとCSCWの研究分について基礎から応用までを広く浅く解説を試みたものである。【商品解説】
グループウェアとその応用 (ソフトウェアテクノロジーシリーズ ネットワークとマルチメディアトラック)
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目次
- 第1章 グループウェアとは
- 1.1 はじめに
- 1.2 グループウェアとCSCW
- 1.3 グループウェア製品
- 1.4 人の協調と機械の協調
- 1.5 グループウェアの分類
- 1.6 グループウェアの特質
- 1.7 本書の構成
- 第2章 グループウェアの例
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グループウェアによって協調作業はどう変わるか。基礎的な理論から応用展開までを具体的に解説。
2001/01/07 18:16
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投稿者:野口 恒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近グル−プウェアに対する関心が高い。情報・知識社会では,共通の仕事や目標を持っている人間のグル−プが協調作業を通じて,情報や知識をいかに処理し,仕事の知的生産性をどう上げるか,が非常に重要な要因になるからだ。グル−プウェアと関連して,CSCW(コンピュ−タ支援による協調作業)という言葉もよく耳にする。CSCWの興味の対象は,単に「協調作業を支援するコンピュ−タ・テクノロジ−は何か」だけでなく,「コンピュ−タ・テクノロジ−によって,協調作業はどう変わるか」に重点がおかれている。
本書はまず,グル−プウェアの定義・分類・特色を簡単に解説し,グル−プウェアがどのような業務分野でいかに導入・利用され,いかなる成果を上げているか。また,それによって,協調作業はどう変わるのかを具体例をあげながら,解説している。電子メ−ルを応用したグル−プウェア,秘書型エ−ジェントを利用したシステム,コミュニティコンピュ−ティングなどの応用事例が紹介されており,またワ−クフロ−システムに関しては内容も実践的で,すぐに現場業務に役に立つ。グル−プウェアというと,抽象的でわかりにくい感じがするが,本書は多くの写真やイラストを用いてわかりやすく解説してあるので,専門書としては比較的理解しやすい。
グル−プウェアは集団の思考形態や仕事の仕方を変えることが期待されている。21世紀の情報・知識社会では,グル−プウェアをうまく応用して,知的作業に携わるグル−プ(集団)の思考形態や仕事の仕方をどう変えていき,いかなる知的成果を達成するか,が非常に重要な課題になろう。
(C) ブッククレビュー社 2000