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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.9
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/235p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-353601-1
文庫

紙の本

御直披 レイプ被害者が闘った、勇気の記録 (角川文庫)

著者 板谷 利加子 (著)

御直披 レイプ被害者が闘った、勇気の記録 (角川文庫)

税込 482 4pt

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

レイプ被害者が敢えて告白するのは、レイプ被害者の泣き寝入りを許さないため、同じ経験を持つ者として被害者を助けたい一心なのである。

2003/04/06 20:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『御直披』って何だ? 早速、棚から抜き取って手にしてみた。
 すると、筆者として神奈川県警察本部性犯罪捜査係長 板谷利加子とある。サブタイトルには、「レイプ被害者が闘った、勇気の記録」とあり、帯には「傷ついたレイプ被害者と、彼女を支えた女性刑事との心の交流」とある。
 裏表紙には、「レイプは魂の殺人だ。それを公にできず、人知れず苦しんでいる被害者は、数知れない。そんな中、「御直披」(あなただけに読んでいただきたいのです。)と記され、著者の元に届けられた一通の手紙。それは傷ついた被害者が、犯罪に立ち向かおうとふりしぼった勇気の一歩であった……。
 御直披とは親展と同じ意味を持つ言葉なのだ。それを敢えて御直披と記すということは、つまり(あなただけに読んでいただきたいのです。)という意味合いが篭められているということ(そして被害にあった女性が相当に教養の深い人だということをも)示しているわけである。
 当然、富山出身という以外は、被害者の身元は伏せられている。が、女性は26歳という年齢に胸が打たれた。小生の娘(自分にはいない)の年齢だったとしても、可笑しくはない年齢なのである。
 ちょっと身につまされるような実感を覚えつつ、読み進めることになった。
 彼女が会社の事情もあり、女としての立場もあるが、何より田舎の両親のことを思うと告訴は論外と考えるのが普通なのである。冬の重く垂れ込める陰鬱なる空に魂を静かに摩滅させ、埋もれさせていくしかないのだ…。
 さて、女性刑事との女性の手紙を通じての交流は、実際に読んでいただくしかない。二人の交流の間に女性刑事である板谷氏は母親を亡くすことになる。それでも二人は交流を絶やさない。犯罪は立件され男は重い刑を科せられる。
 だからといって、女性の心の傷は癒えるわけもない。
 本書の中の最後の手紙では、女性は新たな年に向けて気持ちを入れ替えようと、田舎の実家にふと帰ってみたことを書いている。<苦しんでいるあなたへ>と題された「手紙」がそれである。
 こうした事件、そしてその被害者である女性には、語るべき言葉はない。特に男としては、ずるいかもしれないが、黙りとおすしかない。男は、ともすると性的なパワーの噴出による暴発寸前の日々を特に若いころには送る宿命を負っている。少なくとも健全なる男としての欲望が漲っている男性なら、誰しも寝苦しい日夜を輾転反側しつつ過ごした経験を持っておられるに違いない。
 ほんの一歩、道を外れたら、それを押し留める自制心というのは、なきに均しい。だから、大概の男は、何かしら情熱を振り向ける対象を懸命に探すのだし、それがなければ自虐的なまでにゲームや勉強や競争や反抗に喧嘩に走る…(勿論、性への情熱ばかりが原動力じゃないんだろうど)。
 とにかく女性への性的欲望を、まるであっちこっちからいきなり突き刺さってくる熱い槍をかわすように、身を翻し、身を捩り、なんとか鎮撫にあい努めるわけである。
 だから、強姦をする奴は男として掟破りをした奴ということになる。みんななんとか我慢しているのに、女性を不当な形での圧伏から守ろうとしているのに、勝手なこと、女性の人間性を人格を傷つけることをしやがってと思う。
 そうは言いながら、同時に、どうしようもない性的衝動を感じていることを否定したら、それは男として偽善になるか、たまたまあまりにも女性に持てるか、女としての女性にそもそも関心がないかなのである。
 そのギリギリのところで、なんとかしのぎつつかわしつつ頑張っているのだが、疲れるのだね。絶えず神経をすり減らしているようで。だから、そんな男にこんな被害に遭った女性の気持ちが分かるはずもないのかもしれない。でも、それでも彼女の切迫した思いは伝わってくるのだ。
 男女を問わず、一度は本書を御一読願えればと思う。

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紙の本

それは日常の中のできごと

2001/02/20 01:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰もが自分は関係ないとか物語の中での出来事としか考えていないレイプ事件。そのレイプ事件の被害者と被害者と一緒に戦ってきた女性刑事との往復書簡がこの一冊におさめられています。
 誰でもレイプ事件の被害者に対して差別なんてしないと思っているでしょう。そして、自分は充分に気をつけているから大丈夫だと思っている女性も多いはずです。この本はそんな女性がいかに簡単にレイプ犯罪の被害者になり、そしてそのあと、どれだけの差別や迫害にあうかということ。それに裁判という舞台で戦うことがどれだけ難しく、そして苦しいことかを教えてくれます。
 自分自身を否定してしまうような苦しみの中からどうやって強くなりそしてどうやってその苦しみを乗り切っていけばいいのかを教えてくれる、そんな一冊です。

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