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紙の本
音・振動による診断工学 (音響テクノロジーシリーズ)
著者 小林 健二 (編著),鈴木 英男 (共著),金井 浩 (共著),大橋 正尚 (共著),日本音響学会 (編)
表面からは見分けにくい構造物のクラックすなわちひび割れなどの機構物および生体に発生する異常を、音響や振動を使ってその状態を早期に検知し、大事に至る前に対処しようとする技術...
音・振動による診断工学 (音響テクノロジーシリーズ)
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商品説明
表面からは見分けにくい構造物のクラックすなわちひび割れなどの機構物および生体に発生する異常を、音響や振動を使ってその状態を早期に検知し、大事に至る前に対処しようとする技術について収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
音響工学の観点から,信号解析の基礎,音・振動による機械診断と医療診断を解説。学生,技術者必携
2001/01/10 21:15
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投稿者:木村 智博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年,音響工学が注目されている。環境としての音から,工学的な側面まで多岐にわたる。同様に,振動に関する知見も蓄積され,各種工学領域での応用技術が脚光を浴びている。ここで取り上げる本書は,音と振動による診断工学を扱い,超音波検査,非破壊検査などの応用技術を探る。特に音ではアコースティック・エミッション(AE)が注目され,物体が発する音を検知し,破壊の状況を探る技術である。ここでは機械と医療工学の事項が扱われている。関連領域として,斜面崩壊などの可能性を探るうえで活用されている状況を述べれば,音と振動による診断工学の重要性がより一層,鮮明になったものと思われる。とは言え,構成がしっかりしており,学部上級生,院生,技術者必携の書である。
本書は3章構成で,まず,診断工学の基礎となる信号解析を解説。離散的フーリエ変換,パラメトリック伝達モデルなどに触れる。2章では機械診断を扱い,各種センサ,ベアリング,歯車などの診断の実際を,最終章では医療面での応用技術の全体像を概観する。
(C) ブッククレビュー社 2000