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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.9
- 出版社: ブルース・インターアクションズ
- サイズ:18cm/419p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-938339-77-3
- 国内送料無料
紙の本
アーバン・ブルース (Black culture archives)
著者 チャールズ・カイル (著),北川 純子 (監訳),浜 邦彦 (訳),高橋 明史 (訳)
さまざまな肌の色と信条をもった人たちが、ブルースの中に、本質的に自分が聞きたい・見出したいと思うものを求めている…。都市の裏側に息づく人々とその多様な文化を深く読む、ブラ...
アーバン・ブルース (Black culture archives)
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商品説明
さまざまな肌の色と信条をもった人たちが、ブルースの中に、本質的に自分が聞きたい・見出したいと思うものを求めている…。都市の裏側に息づく人々とその多様な文化を深く読む、ブラック・カルチャー研究の古典の新訳。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
人びとの社会や文化を併せてみていかないと、音楽のことはわからない
2001/02/07 15:40
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投稿者:大谷能生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひねりの効いた企画の本を多数出版しているブルース・インターアクションズから、都市のブルースを白人の聴衆に大きく開放する起爆剤にもなった名著、『アーバン・ブルース』が新訳リイシューされた。
1966年という、おりしもアメリカのブラック・パワーが最盛期を迎えようとしている時代に出版されたこの本は、その熱い時代の風を強くはらみながらも、けっして偏った意見の主張に走らず、丁寧な現場調査と冷静な分析を積み重ねるようにして、書かれている。その風格はまさに古典的だ。「音だけでなく、それを生みそれを包み込む人びとの社会や文化を併せてみていかないと、音楽のことはわからない」と少しでも感じる人は、ぜひともこの本を手に取って、その質の高さに感動してみて欲しいと思う。
本棚に置いておくだけでも価値がある本というものはなかなか見つからないものだが、「アーバン・ブルース」はその素晴らしい装丁、美しい翻訳、丁寧な注釈と索引、どれをとっても抜群の出来だ。ブルース・インターアクションズはこれからシリーズでブラック・カルチャーに関する本を出していくみたいだけれど、今後もこれだけいい本に作って欲しいと強く思う。