「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
現在自然環境復元行為の根幹をなしている局面のいくつかを紹介し、自然復元の理念・理論的な面での論議を行う。また、最近活発化してきた学校ビオトープも紹介する。97年刊の訂正版に次ぐ改訂版。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
水辺,里山,農村などの自然環境の復元法について,内外の事例を比較し,今後の展望を行う。関係者必携
2000/12/01 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木村 智博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この10年間で自然復元,いわゆる,ビオトープが急速に広まった。関連書籍も相次いで出版されているが,本書ではビオトープを含め,循環型社会の構築に向けた提言を行う。先見事例,研究業績などを解説した情報源でもある。この改訂版では,学校ビオトープに関する新たな章を書き加えている。著者の見聞を率直に記し,自分自身の言葉で語っており,実に読みやすい。研究者から市民まで,幅広い読者に受け入れられるものと思われる。
本書の裏表紙にビオトープの構成要素の一例が記され,ホタルの川,小動物アパート,丸石積み,石垣,丸太橋,湿地植物などなど……。自然を意識している。景観面,環境面で望ましく,本書は,ホタルやトンボなどを意識した里づくり,親水護岸などを含め,農村の環境復元の方向性を探る。また,砂防工事との関連,自然誘致園などの人為的な取り組みを解説。一方で,エコロジー技術の動向も漏らさず,人工石塊,水辺への切通し,魚巣ブロックなどを取り上げる。エコパーク,エコネーションなどの概念も紹介し,今後を展望する。
(C) ブッククレビュー社 2000