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商品説明
大学教養の学生を対象とし、生物現象に基本的に共通する分子の構造と機能を調べる生化学の要点を、物質・情報・エネルギーをキーワードに、図を多用して解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
分子生物学的視点で細胞,酵素の働きを解説。また,生化学を支える技術も取り上げる。学生必携の書
2001/01/07 18:16
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投稿者:高山 博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年の生化学,分子生物学は複雑化し,多くの事項を理解しなくてはならない。細かい事項をフォローしても,現在では日々,新たな研究成果が発表され,専門家でさえ追い付けないのが現状である。様々な解説書があるが,ここで取り上げる本書は,分子生物学的なアプローチで,主に細胞に焦点を当てて展開している。また,生化学を支える,若しくは実験を行ううえで不可欠な測定法に関する事項を丁寧に述べている。そうした意味では学生や若い研究者の必携書であり,また,自習書,実験を行う際のガイドにもなる。
本書は6章構成で,まず,細胞の構造,遺伝子やタンパク質などとの関連で捉える。2章では細胞の中の分子に焦点を当て,アミノ酸やタンパク質,糖質などの基本的な性質,細胞内での役割,また,DNAの二重らせん構造についても言及する。3章は細胞内の情報ネットワークシステムに関連し,言わば,DNA・RNAワールドに触れる。以下,酵素の働き,TCA回路,光合成などを,最終章で電気泳動,PCR法などを記す。
(C) ブッククレビュー社 2000