「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
痴呆の症候学 (神経心理学コレクション)
痴呆疾患でみられる精神神経症候の症例をCD−ROMで呈示し、その症候が精神神経科学的にどのような意味を持つかを平易にかつ実践的に解説。患者のケアに際してのポイントにも触れ...
痴呆の症候学 (神経心理学コレクション)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
痴呆疾患でみられる精神神経症候の症例をCD−ROMで呈示し、その症候が精神神経科学的にどのような意味を持つかを平易にかつ実践的に解説。患者のケアに際してのポイントにも触れる。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
医学書院さん、絶版にしないで下さい。
2021/08/11 19:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Eternal Kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る
評者は神経内科、精神科を専門としませんが、高次機能障害の知識をある程度必要とする医師です。その立場からのレビューです。タイトルが「痴呆」であることからわかるように、この本は古い本です。しかし今なお評者は座右に置いて参考にしています。高次機能障害を理解するための基礎知識というか基礎理論を簡明に説いており、非常に応用範囲が広い本です。例えば、p37の運動前野と補足運動野の説明、およびこれに基づいた奇異性運動の説明は、これよりクリアカットな説明を見たことがありません。p21の法隆寺のスケッチから診断する認知症の説明も秀逸です。新規の機能画像が続々登場している今日、認知症の診断の本としては時代遅れでしょうし、田邊先生が夭折されたので改訂も期待できませんが、高次脳機能を理解する基盤を与えてくれる本としては未だニーズがあるはずです。そろそろ品薄になっているようですが、出版され続けることを希望します。