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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.11
- 出版社: 工作舎
- サイズ:20cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87502-338-3
紙の本
鳥たちの舞うとき
著者 高木 仁三郎 (著)
G県天楽谷でダム工事車の不審な事故があいついだ。地元の利権をめぐる対立、政争を背景にした人とカラスの報復合戦で天楽地区の長が逮捕された。肺ガンで余命半年の草野浩平は裁判の...
鳥たちの舞うとき
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商品説明
G県天楽谷でダム工事車の不審な事故があいついだ。地元の利権をめぐる対立、政争を背景にした人とカラスの報復合戦で天楽地区の長が逮捕された。肺ガンで余命半年の草野浩平は裁判の支援を頼まれる…。緊急追悼出版。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高木 仁三郎
- 略歴
- 〈高木仁三郎〉1938〜2000年10月。群馬県生まれ。東京大学理学部化学科卒業。元・原子力資料情報室代表。著書に「プルトニウムの恐怖」「市民科学者として生きる」「宮沢賢治をめぐる冒険」など。
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紙の本
2001/1/7朝刊
2001/01/10 21:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は原発に依存しない社会の実現を訴え続けながら、志半ばで昨秋、ガンで亡くなった科学者。多くの著作を残しているが、本書は最初で最後となった小説である。舞台は、ダム建設の是非を巡って揺れるある田舎町。工事車両の転落事故が相次ぎ、建設反対派のリーダーが逮捕、起訴される。建設推進派の原告側は、このリーダーが車両を襲撃したカラスを訓練、教唆したと主張するのだが、真実は……。人間と自然の共生を願った著者の思いが色濃くにじんでいる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000