「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
子どもを前にしたとき、しゃべる速度等相手の関係性においてあなた自身に適したツッコミ・スタイルがあるはずです−。人気番組「あっぱれさんま大先生」流子どもの心のつかみ方を現役教育専門家が分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
上条 晴夫
- 略歴
- 〈上条晴夫〉1957年山梨県生まれ。山梨大学教育学部卒業。小学校教師を経て、現在教育ライター。教育研究団体「授業づくりネットワーク」代表。著書に「教師のためのインターネット仕事術」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
教育関係者必見!
2001/02/01 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブランカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま、教師が読むべき本ナンバー1をあげろといわれたら、迷わず、これをあげる。
明石屋さんまは話術の天才である。賛否両論あろうが、今、あれほどに、子供から、年寄りまで全ての年齢層をトークで盛り上げ楽しい気分にさせられる人物はなかなかいまい。
本著は、その明石屋さんまになれ、といっているのではない。明石屋さんまさんから「学べ」といっているのである。
さすがに、もう「教師=聖職」神話は崩壊して久しいが、タレントであるさんまさんから、教師が何を学ぶのかと増長慢の先生方もおられようとは思う。しかし、ここはだまされたと思って一読を勧めたい。少なくとも、今叫ばれるどの教育改革の言論よりも、実用的・効果的であると感じるに違いない。
「あっぱれさんま大先生」という、フジテレビの人気番組を通じて著者が語りかける12のルールは、決して「どうしてもできない」ルールではない。むしろ、心がけ次第で「今日からでも始められる」ルールだ。
「教師が一番本を読まない。」「教師が一番勉強しない。」とは、皮肉としてよくいわれる言葉だ。しかし、あながち、嘘ではない。読んでせいぜい教科書と専門の教科の書物くらいである。しかし、「人間」を作る人間が貧困では、豊かな感性や生きる力が、育つわけはない。
プライドをすてて、全てから学ぶ姿勢をもてる、それが、これから求められている教師像なのかもしれない。そうさんま大先生が、ぼくに教えてくれた。