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紙の本
1/5妄想説
2002/08/21 20:23
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marilyn_hanson.com - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品について語るべき個所はたくさんあるけれど、今回は一点だけ。ジジイがイチに吹きこんでいたイジメの話は多くの割合で虚偽の内容を信じこませたものだった。イチはそれを真に受けて妄想で人を殺した。世界のあらゆる科学的理論も全て5分の1程度は発案者の妄想の産物なのではないかと時々思う。たとえばダーウィンの進化論と争った理論で、なんて理論か忘れたが、生物は淘汰による選択性でなく、「動物が、自分のなりたいという意志の影響にしたがって進化を遂げた」とする理論で、これがダーウィンの説が出るまではけっこう信じられてたらしい。すばらしい理論だ。ダーウィンよりそっちをむしろ信じたい。でも現実って悲しいね。そんな話を聞くと、まことしやかに語られる科学的理論も多くの割合で考案した人間の妄想が含まれるんじゃないかなあ、と思う。1/5くらいは。これを1/5妄想説と呼ぼう。すなわち、「あらゆる科学的理論の平均20%くらいは発案者の妄想に拠っている」。ほとんど解明し尽くされたように見える世界で、個々人の意志に拠って動いてる部分ってまだまだ多いと思う。
紙の本
三池崇史監督(R指定)最新作の原作
2001/11/12 01:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひえろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
流石は、悪名高い日本の成人漫画雑誌に連載していただけの事は有って、登場人物はヤクザと風俗嬢と身元不明の変態のみ。しかも主人公は妄想癖の有る真性Mの殺人マシーンで、人を殺す事で絶頂に達する変態ぶり。エログロ満載でページをめくるごとに「げっ!」だの「気持ち悪ぅ」だの、口走り、胃腸の弱い奴は口元押さえつつトイレに駆け込む羽目になるかもしれない。それでも単なる変態漫画じゃないと思うのは、そこここに「愛」が散りばめてあるから。純粋に受け入れられる形のもの有り、屈折したもの有り。新宿歌舞伎町の更なるイメージダウンか? とも思いつつ、完読後の妙なすがすがしさを是非もっと多くの人に味わって欲しい。…無理かな。