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紙の本
鉛筆画の鬼才、初の画集
2001/12/08 20:10
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投稿者:石堂藍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み手を選ぶ本、というものがこの世にはある。同じように、鑑賞者を選ぶ絵というものも存在するのだ。亡月王の絵のように。ぬめぬめと照り光るような外皮に包まれた、不定形の先端を持つ、異形の女たち。それをグロテスクとしか見ない者にはこの画集は不要だ。だが繊細な眼を持っている者には見えるだろう、そのフォルムを超えたところにある、表現そのものの力が。そしてその力こそが、画面全体からエロスを発散させているのだということを。決して万人向けではない。ただ選ばれた者たちにだけ与えられる、亡月王の絵と向きあうことの悦び。
こちらで画集に収められた作品を一部紹介しています
→アトリエOCTA&幻想文学HP