サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 未評価 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.3
  • 出版社: オーム社
  • サイズ:21cm/140p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-274-13227-7

紙の本

地球エネルギー論

著者 西山 孝 (著)

エネルギー需要の歴史的推移、技術文明の変遷とエネルギー需要を解析し、現在・近未来におけるエネルギー需要予測を試みる。また、化石エネルギーを中心に個々のエネルギー資源の置か...

もっと見る

地球エネルギー論

税込 2,530 23pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

エネルギー需要の歴史的推移、技術文明の変遷とエネルギー需要を解析し、現在・近未来におけるエネルギー需要予測を試みる。また、化石エネルギーを中心に個々のエネルギー資源の置かれている状況について論ずる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

西山 孝

略歴
〈西山孝〉京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同大学教授、大学院エネルギー科学研究科。工学博士。専攻は資源地質学、資源地球化学、資源経済学。著書に「鉱物資源の現状」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価0.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

21世紀の資源エネルギーを論ずるのに不可欠の統計データを提供する

2001/04/27 18:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木力 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1960年代末から、環境資源に関する問題が人類焦眉の課題であるという認識が一般的になった。自然環境が極度に悪化し、石炭や石油の枯渇が、いまのままの経済状態を維持するとすれば、時間の問題となり、さらに夢のエネルギー源ともて囃されていた原子力発電がもたらす危険性があなどれないことが明らかになっていったからである。
 本書は、しかし、環境資源問題を考察する際の種々のデータを提供することを主眼としており、その社会的・政治的背景の解説はほとんどなされていない。科学技術文明の発展の大勢の説明に紙面は割かれているものの、率直に言って、かなり月並みである。

 反面、資源についての信頼できるデータを提供しえたことは明確な功績として評価できる。わが国で資源エネルギーの消費ないし浪費が加速的に進んだのは、1960年代、70年代の、いわゆる高度経済成長期であった。経済不況下の現在でも以前と同様の経済成長が達成できるかのような議論が経済評論家によってなされることがあるが、環境資源への負荷については等閑に付されたりする。そして、最近、アメリカのブッシュ「タカ派」政権は、地球温暖化についての京都議定書を批准しないことを宣言して世界中を驚かせた。アメリカの経済的な国益のためだという。このような「論理」に、急速な近代化を推し進める中国が資源浪費国に転ずることをよしとして、追随したら地球の環境資源はいったいどうなるのか。こんなことを考えてみると、資源エネルギー問題の冷静な理解がいかに重要か分かってくるであろう。

 著者によれば、石油はあと半世紀もたない。天然ガスは石油以上はもつが、それほど耐用年数が長いわけではない。石炭は2世紀以上もつ。しかし、大量の二酸化炭素を排出する点で、地球温暖化を押しとどめる要請を考えると問題が残る。こういったことを考えると、二酸化炭素を発生しない「原子力に頼らざるを得ないという考えが有力である」(94頁)。むろん、著者といえども、原子力発電の安全性、放射能廃棄物の問題は指摘している。そのうえでの結論が以上のようなのである。太陽光発電、風力発電などの自然エネルギーによる発電にも紙面は割いているが、いまだにそれほど大きな希望を託せるとは考えていないようである。

 著者は「おわりにあたって」で、「これから起ころうとしている資源の枯渇は、人類が初めて経験するものである」と、述べている。私自身は、抜本的な省資源、燃料電池の改良、自然エネルギーの大規模開発などが対処策だと思うが、著者の結論は実にそっけなく、現状認識にとどまっている。本書の延長上に、ぜひとも、私たちがいかに対処すべきなのかの未来像を打ち出してもらいたいものだ。 (bk1ブックナビゲーター:佐々木力/東京大学教授 2001.04.28)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。