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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.3
  • 出版社: 凱風社
  • サイズ:20cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7736-2507-4
  • 国内送料無料

紙の本

禁断の知識 上 欲望とモラル

著者 ロジャー・シャタック (著),柴田 裕之 (訳)

暴走する巨大テクノロジーや「行き過ぎた」表現活動の問題点を整理し、有史以来の人間の精神的営みを記録してきた文学・神話・聖書に、その原点と解決の糸口を探る。【「TRC MA...

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禁断の知識 上 欲望とモラル

税込 3,630 33pt

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セット商品

禁断の知識 2巻セット

  • 税込価格:7,04064pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

暴走する巨大テクノロジーや「行き過ぎた」表現活動の問題点を整理し、有史以来の人間の精神的営みを記録してきた文学・神話・聖書に、その原点と解決の糸口を探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ロジャー・シャタック

略歴
〈シャタック〉1923年ニューヨーク市生まれ。アメリカ科学芸術アカデミー会員。文学研究者・批評家協会会長。「マルセル・プルースト」で全米図書賞受賞。

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紙の本

人は知らなくてもいいことを知ろうとする

2001/05/23 18:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:海野弘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こんな本を書いてみたかったなーと思わせる本がある。これはまさにそんな本だ。まずはじめにこんなことが書いてある。

 「世の中には知ってはならない事柄というものがあるだろうか。何の束縛もなく物事が企てられ、はてしなく拡張を続ける現在の私たちの文化にあって、個人であれ組織であれ、知識に制限を設けようなどと本気で提案することが可能だろうか。私たちは、このような問いかけの持つ道徳的な側面を把握し尊重する能力を失ってしまったのだろうか。」

 この本の副題は「プロメテウスからポルノグラフィーまで」である。プロメテウスは禁じられていた火を盗んで、人間に与えた。火の知識は、ついに人間を滅亡させかねない原子爆弾をつくり出した。一方、ポルノグラフィーは、いけないものだとされているが、こっそりと、いや、今では半ば公然と流通している。私たちはなぜ、禁じられた、いけない知識やことばにひきつけられてしまうのだろうか。
 たとえば、差別語というのがある。いけないことばとされる。私は最近、現代の先端的な若手評論家とされる人が、〈土人の芸術〉ということばを連発するのに仰天したことがある。ポストコロニアリズムやフェミニズムなどを縦横に論じる人が〈土人〉ということばを無神経に(あるいは意図的に)使っている。人間はいけないことばに抗しきれないらしい。

 この原稿を書いている机のわきに、さっき見ていた『東京新聞』が置いてある。一面の下に、八ツ割という本の広告が並んでいる。その中に『背徳と官能』なる写真集がある。「許されないからこそ、その関係は甘美でせつない」とある。思わず笑ってしまう。禁断の知識の魅力が見事に語られているではないか。

 思わず脱線したが、禁断の知識というテーマでは、いくらでも書くことがあるわけだ。ロジャー・シャタックは、タブーの、オカルトの、神聖な、口にするのもはばかられる、といわれつつ、みんなが語りたくてしょうがない話を次々ととりあげる。ここだけの話だがね…といわれるものを文化史的にまとめてみせるのだ。これが面白くないはずがない。


 まず、原子爆弾からゲノム(遺伝子操作)などの危険な科学、次にポルノグラフィから性的倒錯がとりあげられ、それから歴史をさかのぼって、文学における禁断の知識が語られる。
 人間の長い歴史からとり出されたこの本のさまざまな禁断の知識の多様さは読んでもらうしかない。

 実は私も、このところコンスピラシー(陰謀)という禁断の知識がうごめく現代史を書いて見たいと思っていたところだ。フリーメーソンからCIAまでの大陰謀時代のパラノイアに、私たちはなぜひかれてしまうのだろうか。まったく人間とは不思議な存在ではないか。 (bk1ブックナビゲーター:海野弘/評論家 2001.05.24)

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