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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.4
  • 出版社: アートン
  • サイズ:21cm/359p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-901006-19-3

紙の本

キネマ三国志

著者 平岡 正明 (著)

香港映画の隙間には、アジアの潮流が見える! 香港映画をめぐる8つの対談と、それにまつわる平岡的文化論を収録。いっぱい詰まったキネマの世界を、とくとご覧じろぃ!【「TRC ...

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キネマ三国志

税込 2,970 27pt

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商品説明

香港映画の隙間には、アジアの潮流が見える! 香港映画をめぐる8つの対談と、それにまつわる平岡的文化論を収録。いっぱい詰まったキネマの世界を、とくとご覧じろぃ!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

平岡 正明

略歴
〈平岡正明〉1941年東京都生まれ。評論家。政治思想論、犯罪論、ジャズ論、歌謡曲論など、現代思想、現代芸術を縦横無尽にかつ脱領域的に論じる。著書に「香港喜劇大序説」「浪曲的」など。

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紙の本

血わき肉おどる香港映画論集成

2001/07/04 15:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野崎歓 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かたや、チャーリー・パーカーから梁石日まで、山口百恵から座頭市まで、向かうところ敵なしの論鋒でエネルギッシュに語り尽くす異能の評論家・平岡正明。こなた、ハリウッドから日本映画、インド映画までそのエッセンスを存分に取り込みながら、いっさいに格別の生命感を吹き込んで最強のローカル娯楽を作り上げた香港映画界。相性の悪かろうはずのない両者ががっぷり四つに組んで熱いファイトを展開した、そのドキュメントが本書である。期待どおり、味わいは濃厚にして歯ごたえ満点。香港映画に肉薄しつつ日本、アジア文化のかんどころを一気に開示するような著者ならではのはなれわざ満載だ。

 中国映画の俳優と香港映画の俳優の「顔」の違いを論じ——前者は「深刻で社会主義的」、後者は「あけっぴろげで能天気で資本主義的」——、武術および京劇の血脈を継ぐ香港俳優の「肉体」に対する日本人俳優の肉体欠如を嘆く。「現存の中華世界最大の作家の一人」金庸の魅力を熱く語り、「儒教とホモ」をめぐる考察を経て王家衛[ウォン・カーウァイ]監督『ブエノスアイレス』の「映像主義」を叩く等々、ページを開けばどこからでも、論述はごった煮的ホンコン・ムーヴィーからアジア伝統芸能の世界へと四通八達していく。天下の美女ブリジット・リンの「割れている」顎がなぜいいかをエロチックに語る一節や、「徐克[ツイ・ハーク]は鳥類学的人物」であり、「母親の胎内にいたとき、鳥の段階の胎児の見る夢をたっぷりしこんでこの世に現れたのか」とその空飛ぶワイヤー・アクションを称える一節など、香港映画ファンにとってはこたえられまい。

 しかも本書ではゲストとして四方田犬彦、宇田川幸洋、内藤誠、上野昂志といった凄玉が居並び、平岡氏を相手にそれぞれ必殺技をくりだして応戦するのだから大変だ。あの「ミスターBoo」シリーズの許冠文[マイケル・ホイ]をここまで読み込むかという平岡VS四方田の熾烈な読み込み合戦に続いては、平岡&宇田川がそれぞれの香港映画との出会いを直截に語り合う大御所対談がくるといった具合。めくるめく各取り組みのいずれにおいても、平岡氏の一語一句を裏打ちするはてしなきウンチクと、大山倍達直伝の肉体性ムンムンの力感に感嘆しないわけにはいかないのだ。

 ざっと十五年以上におよぶ足跡を集成した本書であるので、香港の現在に照らした場合のズレが感じられる部分も時にある(たとえば「香港で世界最初に後退させられた」と言われているケンタッキーフライドチキンは、現在も人気チェーンの座を保っている)。しかしかつて香港映画論の「かけがねをはずした」先駆者の言葉はその貴重さをいささかも失ってはいない。「あとがき」に見られる、香港映画はこれにて終了という言葉にさからって、本書に指南を仰ぎつついよいよ香港芸能に深入りしたくなった。 (bk1ブックナビゲーター:野崎歓/東京大学助教・/フランス文学 2001.07.05)

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