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紙の本
経営管理論の古典
2000/11/26 15:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営管理の父として知られるテイラーですが、いまではあまり評価されていません。非人間的であるとか、人間の経済的側面ばかり見ているというような批判がされています。
確かに、それらの批判は正しい面があることも事実です。しかし、古典と呼ばれる本のなかには、何がしか現代でも立派に通用することが書かれているものです。
本書にはテイラーの「科学的管理法の原理」というパートがあり、そこに科学的管理法のエッセンスが凝縮されています。そこを読むと、テイラーの発想が十分現代にも通用することがわかります。たとえば、本書には熟練工がシャベルで砂をすくう動作を研究して、それを非熟練工に伝授するという場面があります。これは、ここまで極端ではなくても、会社でOJTなどでも十分使えるかもしれません。「一流」と呼ばれる人の動作を研究することは十分意味があることです。
確かに本書にもテイラーのエリート意識のようなものが感じられますが、納得させられる部分が多いことも事実です。