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商品説明
メディアづくりの現場で30年間近く生きてきた著者が、高度資本主義経済の先端部分から生まれたインターネット・ビジネスという状況について論及する。メディアの一活動家からの現場報告。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
橘川 幸夫
- 略歴
- 〈橘川幸夫〉1950年東京生まれ。国学院大学中退。株式会社デジタルメディア研究所代表。著書に「21世紀企画書」「メディアは何をしたか?」など。
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紙の本
本書目次
2005/04/18 10:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめに
第一章 ビジネスの役割と限界
つながってしまった世界/距離と権力/小遣い稼ぎベンチャー/パートナー外し/情報は金にならない/エイズ治療薬/発信者負担の原則/東急ハンズと無印良品/参加型社会へ向けての支援ビジネス
第二章 インターネットとは何か?
未来の故郷へ/放送の通信及び即時決済/携帯インターネット/メディアの無血革命/個人の時代/ピア2ピア
第三章 日本のインターネットビジネス草創期
コンテンツは「おまけ」/プロバイダーの時代/コンテンツの役割/つながっている意識/万引きの理由
第四章 戦後日本型秩序の崩壊
商社の困惑/川の時代は終わっている/大家的職業/マージン・ブルース/コミュニティ運営/渦の自覚
第五章 北海道十勝から
帯広にて/北の屋台プロジェクト/フリーレストラン街/ハッピーデザイン/地域情報とプロトタイプ・デザイン
第六章 出版産業の崩壊と胎動
崩壊の危機感/古書業界とブックオフ/大型書店とデパート/百貨店の蹉跌/図書館と病院/オンデマンド出版の可能性/レビュージャパン/まずインターネットで探す/インターネットが市場になる日
第七章 教育というキラーコンテンツ
日常という名の教育空間/教えたいということ/軍隊教育/ある体験から/僕は英語が話せない/セルフラーニング/ポンプ効果/坂田塾/グループおりじ
第八章 楕円形の世界
楕円形理論/世界からの視点/クリック&モルタル論批判/諸行無常/過激な資本主義
第九章 権力論
代理人構造/現場から遠くにある権力/マーケット・ギャンブル/逆転するピラミッド/ネットワーク大企業/組織と個人の関係/政治家という代理人/ヒットラーは誰だ/個人的な理由/ポルポトを否定できるか
第十章 究極民主主義
選択型ドネイション/サイト・ドネイション/税金ドネイション/ブロードバンドとNHK/第三セクターの意味と役割/工務店の逆オークション/物流インターネット/未来型事業モデル/これからの日本/印鑑制度崩壊の意味/ビジネスを超える社会
あとがき
紙の本
2001/07/29朝刊
2001/08/24 22:16
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺激的な書名とは逆に、著者はインターネットがビジネスの大きな武器になると確信している。情報をせき止めることで利益を得ようとする事業者はネット社会では一掃され、ネットビジネスで失敗例が見られるのは、企業がインターネットの本質を理解していないためという。従来のビジネスの方法論を破ろうとする真面目な姿勢が伝わってくる。「量」重視のマーケティングが限界に来ている様子や、ネットが消費構造、企業組織や人の生き方をどう変えるかも分析する。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001
紙の本
【著者コメント】表紙の秘密
2001/06/11 12:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:橘川幸夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者です。本を手にとられましたら、まず、腰巻きをはずして、表紙扉を広げて見てください。本体の表紙イラストもなかなかです。本文扉の絵は「楕円形の地球」を表しています。これらのアイデア&イラストは「シッタカブッタ」でおなじみの我が友、小泉吉宏くんです。