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商品説明
三重県の知事のもとで、財政の透明化と「経営手腕」で大胆な改革を支えた現役の財務省官僚による、地方行政改革の指南書。「理論ではなく即実践」を説く。まちかど行革をめざし、ひとりの官僚が立ち上がった!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
村尾 信尚
- 略歴
- 〈村尾信尚〉1955年岐阜県生まれ。一橋大学経済学部卒業。財務省理財局計画官。納税者のための行革推進ネットワーク「WHY NOT」代表。共著に「動きだした地方自治体改革」など。
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紙の本
目からウロコの行政改革
2002/05/27 23:12
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投稿者:funabee - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の目指すところは明快だ。私たち市民がより質の高い公共サービスを受けるために、納税者という立場から行政に対して改革を求めるというものだ。その行政を変えるキーワードとして、「情報の公開」「わかりやすい説明」「サービスの選択」という3つが挙げられている。行政改革なんだから役所の職員の問題だろうと無責任に突き放すのではなく、納税者だからこそ市民本位で行政を変えていこうという点に説得力がある。もちろん、これは特定の政党や政治家、政治思想を支持するものではなく、行政システムという基本的な部分を変えていくことを提言している。これなら誰でも理解できるだろう。
実は、この本を昨年7月にはすでに購入していたのだが、きちんと読んだのは今年になってからである。それでも読んだときは本当に「目からうろこ」だった。村尾さんによる3つのキーワードは、これまでも個人的には認識してきたことだが、ここまで簡潔明瞭にまとまった話だけに、「さすが」とうなってしまうほど優れた書籍だ。村尾さんを中心にこの趣旨に賛同する方のネットワーク「WHY NOT」もあると知り、思わずすぐに入ってしまったほど。この本を、いま口コミで多くの人に知らせているところだ。