「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.7
- 出版社: インプレス
- サイズ:21cm/4,221p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8443-1528-5
紙の本
ウェブ・ユーザビリティルールブック 顧客を増やすサイト設計
ウェブにおいては従来のシステム開発の原則は当てはまらない。「スクラッチ&ビルド(破壊と構築)」が基本でありユーザーからのフィードバックをもとに改良、発展させていかねばなら...
ウェブ・ユーザビリティルールブック 顧客を増やすサイト設計
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ウェブにおいては従来のシステム開発の原則は当てはまらない。「スクラッチ&ビルド(破壊と構築)」が基本でありユーザーからのフィードバックをもとに改良、発展させていかねばならない。ウェブサイト改良テクニックを解説。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
内容説明に疑問
2001/08/23 15:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クロス - この投稿者のレビュー一覧を見る
書評ではなく、内容説明の「スクラッチ&ビルド」ではなく「スクラップ&ビルド」ではないのでしょうか? ちょっと気になったので投稿させていただきました。
★編集部より:現物を確認したところ、著者は確かに「スクラッチ」という言葉を使用しています。「ひっかいてはがす」「(データなどを)消去する」という意味のようです(三省堂「EXCEED英和辞典」より)。
紙の本
ユーザー視点に立ったウェブ構築のポイントをロジカルな説明と日本のサイト事例で解説
2001/08/06 14:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山 真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「使いにくいウェブなんて要らない! ウェブマスター必読!」
■ <モウ・チョット>
ウェブユーザビリティとは、ウェブサイトの「使い勝手」のこと。ウェブサイトは、来てもらってナンボ、使ってもらってナンボという世界。いくら作成者側の気合とデザインセンスを入れこんでも、それが見る側使う側に受け入れられなければ逆効果となる。
本書は、ユーザー視点に立ったウェブ構築のポイントをロジカルな説明と具体例(これが日本のサイト事例であるところがウレシイ)で解説してくれる。
何をヤルにしても、まずはコンセプトが大切。サイトのコンセプトを明確にするには、その目的とターゲットユーザーをはっきりさせることが肝要。
何(What)のためのサイトなの? 誰(Who)のためのサイトなの? という二つはコンセプトメーキングの重要なポイント。
When,Where,Whichと続いて最後1H、Howは、ユーザー本意のシナリオ作りだという。これが面白い! 例えば、リクルート(就職)コーナーのシナリオ作りでは、どこから入って、何を確認し、どう申し込むか… といった一連のサイト訪問シナリオを作ることだ。
こうした一連のサイト構築のステップが、リニューアル前と後のサイト事例で解説される。
ユーザビリティとユーテリティ(機能)、ユーザービリティとデザイン、これらはサイトコンセプトにそってほどよくバランスさせる必要がある。ここまで考えられるウエブマスターがいれば大丈夫だろう。
後半のウェブ改良実践篇では、YahooやAmazon、楽天など私たちがよく目にする日本のサイトを事例にとり、サイトナビゲーションの仕方、トップページの構成、フラッシュの功罪など実践的なノウハウを指南する。
普段何気なく感じていたことは「そうそう、そうだよね」となり、気がまわらなかったところは「ナルホド」となる。納得のいく実践チップスは、企業のウェブマスターの心強い味方になるはず。個人サイトも参考になるよ。
紙の本
著者コメント
2001/06/29 09:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:武井由紀子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今のインターネットビジネスの興隆を受けてか、「ウェブサイトではユーザビリティが大切だ」との声が多く聞こえるようになってきました。
しかし、実際にユーザビリティ向上を目的とした種々の施策に対しては、単に「コスト」としてしか捉えることができず、手付かずの領域と化しているのが現状です。
大切であると言いながら、実行することができない。この原因は2つ考えられます。1つは重要性の認識が甘いこと、もう1つは具体的にどうしたらよいのか分からないということです。
拙著『ウェブ・ユーザビリティ ルールブック』は、この2つの命題に一定の回答を提示するために書いたものです。
インターネットビジネスの成功には、ユーザビリティが必須条件です。このことを認識せずに、ビジネスモデルやデザインばかりを追及しても成功を納めることはできません。
必要性が理解できたら次は実践あるのみです。徹底的な改善を行うにはやはり専門家の助けが必要になりますが、まずは本書にあるユーザビリティルールをそのまま自身のウェブサイトに適用していくだけでも、現状とは比べ物にならないくらいにユーザビリティを高めることができるでしょう。
1つ1つのルールは、認知科学の研究結果や、ユーザビリティテストから導き出されたユーザーの行動パターン、またウェブというメディアの特性から定義してあるため、納得して活用していくことができるはずです。
本書を契機として、インターネットでビジネスを行う全ての人がユーザーの視点に立ってサイトのあるべき姿を考え、その結果ユーザーにとってストレスの無いウェブサイトが多くなってくれればと切に願っています。
■ 著者紹介
株式会社ビービット
2000年3月元アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)のメンバーで設立。ウェブサイトのユーザビリティの向上を中心とした、ウェブサイト設計、ユーザビリティ診断/評価により、ウェブサイトのユーザ満足度向上サービスを行っている。主な実績に「NTTドコモ インパクサイト」「電通Rネット」「日本大学」「アジレント・テクノロジー(株)」などがある。
■ 執筆者紹介
武井由紀子
株式会社ビービット取締役業務執行責任者。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア) チェンジマネージメントグループ入社。金融機関の組織戦略立案や官公庁のシステム開発に従事。2000年3月 ビービット設立。ビービットでは、ウェブサイトのユーザビリティコンサルティングやウェブサイトプロデュースに携わる。