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紙の本
静かで奇妙な逃避行
2002/07/10 22:15
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投稿者:小笠原功雄 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者について何の予備知識も無く、雑誌で連載を読み始めた時から印象的だった。雨が降ると無敵になる殺し屋と、少女の逃避行という何とも奇妙な設定。日本のどこかにありそうな風景の中を二人は行く。雨の中、密かにそしてダイナミックに追っ手との殺し合いが始まり、ひっそりと終わる。話が進むに連れ、地縁に結び付けられた土俗的な物語の背景と現代的な動機が明らかになっていく。奇妙な縁で結ばれた人々の運命から不思議と目が離せない。