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WebがグンとよくなるJavaScript
手軽で効果的なJavaScriptの書き方をまとめる。実際にWeb上で使われている素材を用いながら、スクリプトはどう作動し、どうすれば望んだようにWebを動かせるのかをス...
WebがグンとよくなるJavaScript
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商品説明
手軽で効果的なJavaScriptの書き方をまとめる。実際にWeb上で使われている素材を用いながら、スクリプトはどう作動し、どうすれば望んだようにWebを動かせるのかをステップバイステップで学習する。【「TRC MARC」の商品解説】
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ツボを押さえた、適切で平易な解説で、自分のWebサイトにJavaScriptを取り入れたい制作者は必読。
2001/09/11 15:15
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投稿者:近藤龍太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シンプルなHTMLベースのWebデザインでは、あまり凝ったことには対応できない。それは、デザイン的な問題もだが、インタラクティブな動きを持たせるといった操作上の“しかけ”がまるっきり出来ないからである。
したがって、現在Web上で注目されるような凝ったツクリを目指す場合には、HTML以外になんらかの外部的な手段を導入するしかなのである。その、最右翼の候補がJavaScriptである。
JavaScriptは一種のプログラミング言語といって良いが、もちろんアプリケーションを作成するような、単独で何でも出来るプログラミング言語とは異なる。そのため、どのように動作し、何が出来て何が出来ないのかといった基本を理解しておくことが重要である。ソウイウ場合、本書のように本当によく理解した人の解説がわかりやすい。翻訳も、良く意味を理解した上で訳出しているし、例題や画面表示もすべて日本語化されているので、翻訳モノであることを意識する必要がないのはすばらしい。
全体は14章で構成されており、JavaScript自体の解説、変数などプログラム要素の解説、ブラウザ別の対応などを解説した後、実践的なプログラミングの解説に入る。各章にはそのまま使えるスクリプトが紹介され、十分な解説や注意も加えられているから、カタチを変えて応用することもできるだろう。
各章の終わりには、「まとめ」と「確認問題」が配されているから、自分で理解度を測るのにちょうどいいと思う。
本書は専門家向けではないので、「クッキーとは何か?」といった初歩的なことも一応説明しているから、あまりインターネットの仕組みに詳しくなくても安心だ。もっとも、いくら優しく解説されているからといって、ホームページ作成の初心者がJavaScriptに挑戦するのはムリがあるだろう。うまくやれば、本書に掲載されているリストを組み込んで動かすぐらいのことはできるだろうが、自分で一から作るにはソレナリの覚悟が必要だと思う。目安として、HTMLで記述されたリストが大体理解できて、ちょっとした修正が可能な程度のスキルは必要だ。
ツボを押さえた、適切で平易な解説は、“ホームページは立ち上げたが、もう少しきめ細かいウィンドウのコントロールや画像の入れ替えなどを取り入れたい”といったレベルのホームページ制作者にお勧めの一冊である。サンプルスクリプトと体験版ソフトの入ったCD-ROM付き。 (bk1ブックナビゲーター:近藤龍太郎/電脳評論家 2001.09.12)