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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.8
- 出版社: 作品社
- サイズ:20cm/337p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87893-395-X
- 国内送料無料
紙の本
社会学講義
1968年、学生反乱の騒乱のなかで行われた新入生のための入門講義。ポパーとの実証主義論争を背景に、フランクフルト学派批判理論を自ら明確に解説。学生への痛切な呼びかけが綴ら...
社会学講義
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商品説明
1968年、学生反乱の騒乱のなかで行われた新入生のための入門講義。ポパーとの実証主義論争を背景に、フランクフルト学派批判理論を自ら明確に解説。学生への痛切な呼びかけが綴られた、アドルノ最終講義。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
激しいヤジの飛び交うさなかの決然たる最終講義
2001/08/14 16:10
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いいですか、みなさん[絶え間のない激しいヤジ]。みなさん、私は残念です(……)気に入らない意見があっても、そういう意見を野次り倒すならば、それは議論という概念に反していると思います」。1968年7月11日、新入生のための入門講義の最終回での出来事だ。折からの「学生革命」の騒乱のただなかで行われた最晩年の講義は、「批判理論」としてのアドルノ社会学の真髄を懇切に伝えるものだった。学生たちは自分たちの「異議申し立て」の実践方法をアドルノにたしなめられると、すかさず激烈な罵声を浴びせた。「社会批判」と「革命」の似て非なる内実が浮き彫りになる本書は、時代の貴重な証言でもあるだろう。
→人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー(8/13日分)より