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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2001.9
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:31cm/91p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-569-68300-2
- 国内送料無料
紙の本
ロボット大図鑑 ぼくらのともだち だれでもロボット博士になれる
著者 福田 敏男 (監修)
自分のかわりに宿題をしてくれる、一緒に遊んでくれる…。どんなロボットがあったらいいなと思いますか? アシモやアイボなど、最先端のロボットをカラー写真で紹介。ロボットとくら...
ロボット大図鑑 ぼくらのともだち だれでもロボット博士になれる
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商品説明
自分のかわりに宿題をしてくれる、一緒に遊んでくれる…。どんなロボットがあったらいいなと思いますか? アシモやアイボなど、最先端のロボットをカラー写真で紹介。ロボットとくらす未来社会への夢がひろがるロボット図鑑。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
未来のロボット博士のご両親へ
2001/10/05 17:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東 俊光 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アシモ、パペロ、SDR−3X。聞き慣れない変な名前ですが、これらは今現実に存在しているロボットの名前です。
一昔前、少なくとも5年前までは、ロボットというのはSFの世界か、研究者、技術者の世界だけのものでした。ところが、1997年にホンダのロボットP2が画期的なデビューを飾り、ソニーのAIBOが30分足らずで売り切れるといった現象が続き(販売の仕方もインターネットを利用したもので、それ自体も新しいことでしたが)、ブロック玩具もプログラミングして自由に動かせるようになりました。bk1で本を買いに来る方は、「そんな程度のこと」は十分ご存知かもしれません。
しかし。
「アシモってどうして歩けるの?」とか、
「僕、アシモに乗れるの?」とか、
「どうしてAIBOは犬みたいな動きするの?」とかうちの子供たちに聞かれたらどうしましょう。
ありきたりの知識を総動員して、分かり易く答えようとするものなら、「どうして? どうして? 何故なぜ何故何故????????」と質問の嵐に巻き込まれ、「もうどうでもええやんけ! 動くようにしたから動くんじゃい!」と逆切れしてしまいたくなるでしょう。私がそうです。
この本は、名古屋大学先端技術共同研究センター教授の福田敏男先生の監修により、現在実用化されつつあるロボットをきれいな絵と分かり易い説明でまとめてくれています。
実際にロボットの最先端の研究に携わっている方の手による本ですから、通り一遍にロボットを紹介した図鑑とは訳が違い、何がロボットの魅力なのか、その本質的なところまで踏み込んで解説しています。
またこの本は、現在のロボットの姿だけでなく、「今、これから出てくるであろう」ロボットの姿を、ちょっとだけ見せてくれていて、最先端のロボット研究は、今ある現実の、そのもっと先を見据えています。
子供たちには、この「今現在、世界のどこかで進められている最先端の研究」こそ是非読んで、これから20年、30年先にあるであろうロボットの姿を自ら考え出せるような大人になってもらいたい。そう思います。
紙の本
アトムもアイボもマイクロマシンもみ〜んなロボット。みんなでロボット博士になろう!
2001/10/16 17:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ロボット」と言われて何を連想しますか。ドラえもん? 鉄腕アトム? それともアイボやアシモかな。
むかしからロボットは人間の味方。鉄腕アトムもドラえもんも、古くは鉄人28号も、みんな人間のために力を尽くしてくれる。でもね、「悪」やジャイアンを懲らしめるばかりがロボットじゃないよ。歌って踊れるエンターテインメントロボットや、ただ和みをくれるだけのペットロボットもロボットだ。そして今、人間の暮らしを実質大幅に変えてくれるロボットたちが本格的に活躍し始めた。介護補助ロボットや医療ロボットたち、様々な産業ロボット、宇宙空間にもロボット。
では、「ロボット」ってなんだ? ロボットはいつごろからあるの? 今、どのくらいのロボットがどんなふうに働いているの? エトセトラ、エトセトラ、ロボットに関する素朴な疑問、何でもお答えいたします。そして、ロボットについてやさしく科学しちゃいましょう。人間とロボット徹底比較や、ロボットといっしょに暮らす近未来予想。おっと、ちゃんと「ロボット3原則」にもふれますよ。さあその上で、ロボットが人間に反乱を起こすことって、本当にあり得るのだろうか。
どんどん進化するヒューマノイド(人間型)ロボット。そのうち、家事も介護も娯楽もおまけに癒しまで、ぜ〜んぶロボットがやってくれるようになりそうだ。
ところで、わたしは依然「ペットロボット」というものになじめない。ペットを飼うということは、相身互いということだろう。いくらロボットに感情(同様のもの)があり、しつけや愛情によって成長の度合いが違うといっても、それらは全て計算されつくした上でのもの。所詮人間の技術上の方策。病気や死の心配のないものに対して「ペット」って言っちゃっていいの? もちろん、病院など、ペットロボットでなければならない分野もある。ペットロボットにはペットロボットの役割がある。ただ、このペットロボットに殺到する人気がちょっとこわい。いずれひとりひとりがみな、個人の環境の快適さをのみ追求し、たくさんのロボットを駆使し、不快なものをどんどんどんどん排除していったら、どうなるの? 中でも一番不快でわずらわしいのは、人の感情のもつれってやつだからね。人間どうしが直接会話することなんてなくなるかもしれないよ。自分の意志はすべてロボットを通して必要なところに伝え、ロボットがそれに応じてくれる。
でもとにかく、どこから見てもおもしろい。カラー図版満載の大図鑑。SF小説がもっと楽しめる。