「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.9
- 出版社: 学研
- サイズ:20cm/175p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-05-401452-6
紙の本
ほんじょの天日干。 本上まなみ写文集
著者 本上 まなみ (著)
女優・本上まなみ、カメラマンになる! 友だちに薦められて買った一台のカメラをきっかけに、「へもカメラマン」となってあちこちで写したものを公開。月刊『BOMB』連載「ほんじ...
ほんじょの天日干。 本上まなみ写文集
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
女優・本上まなみ、カメラマンになる! 友だちに薦められて買った一台のカメラをきっかけに、「へもカメラマン」となってあちこちで写したものを公開。月刊『BOMB』連載「ほんじょのピンボケ主義。」に加筆。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
本上 まなみ
- 略歴
- 〈本上まなみ〉1975年東京都生まれ。95年にユニチカキャンペーンガールを務めた後、多数のドラマ、CMに出演。97年より月刊誌『BOMB』でエッセイを連載。著書に「ほんじょの虫干。」がある。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
人気女優が愛用のカメラを片手に日本のみならず海外の日常風景も収め、写真とエッセイを組み合わせた写文集
2002/02/12 22:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杉田宏樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かねがね本上まなみは不思議な魅力を持つ女優だと思っていた。世間的には癒し系タレントの代表格と呼ばれて久しかった(最近井川遥にその座を取って替わられた)が、大阪で育った彼女は実像とのギャップに違和感を覚えていたというし、大騒ぎするほどの美人でもなければ、卓越した演技力を身につけた女優でもない。でも何かと話題になるタレントであることは間違いない…というわけで、彼女の知られざる魅力の一端を発見できることを期待して、本書を手に取った次第である。“へもへも写文集”を名乗る本書は、もともと散歩好きだった本上(文中では自分を“ほんじょ”と呼ぶ)が、友人に薦められて購入したカメラをきっかけに、アマチュア・カメラマンを演じた成果と言えるカラー写真と、それらにまつわるエッセイを併録したもの。被写体は魚、猫、カラス、シロフクロウ、犬、アヒルと圧倒的に動物が多く、エッセイではそれらとの架空の会話も収められている。動物好きのカメラ好きと言えば、女優/シンガーの松たか子がそう。彼女も雑誌で写文日記を連載していた。旬の女優のマイ・ブームは、動物とカメラなのか? 本書での新発見は、一見華奢なインドア派のほんじょが、お花見、ブナの植樹、足尾銅山など意外にアウトドア派だということ。コルシカ島を訪れた時に惹かれた「ベタンク」というゲートボール&カーリングのようなゲームは、先日パフィーの番組でやっていたっけ。ラスト・パートでは、タイとバリで体験したエスニック料理の顛末と、それらを写真付きで紹介したお料理本風の趣を加味。あんなに細い体で、プロポーションの維持が義務づけられているはずのほんじょは、食べることに貪欲である。これは好感度アップだ。それともう1つ気づいたのは、ほんじょがぼくの行動エリアで取材していたということ。地元の根津でも街角の動物をカメラに収めているというし、上野不忍池も散歩コースだそう。次作は食べるだけじゃなくて、作る方の写文集にも期待したい。腰巻きのアラーキー撮影による著者近影は流石の一言。 (bk1ブックナビゲーター:杉田宏樹/音楽評論家 2002.02.13)