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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.10
  • 出版社: 国書刊行会
  • サイズ:20cm/282p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-336-04244-6

紙の本

銀の仮面 (ミステリーの本棚)

著者 ヒュー・ウォルポール (著),倉阪 鬼一郎 (訳)

孤独な中年女性の日常への美しくも不気味な侵入者を描き、江戸川乱歩が絶賛した「銀の仮面」、大都会の闇にひそみ、青年を脅かす姿なき獣の巨富を綴った「虎」など、不安と恐怖の物語...

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銀の仮面 (ミステリーの本棚)

税込 2,420 22pt

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商品説明

孤独な中年女性の日常への美しくも不気味な侵入者を描き、江戸川乱歩が絶賛した「銀の仮面」、大都会の闇にひそみ、青年を脅かす姿なき獣の巨富を綴った「虎」など、不安と恐怖の物語を収録したウォルポール傑作集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

銀の仮面 9-34
35-54
死の恐怖 55-84

著者紹介

ヒュー・ウォルポール

略歴
〈ウォルポール〉1884〜1941年。ニュージーランド生まれ。イギリスの作家・批評家。様々な職に就いた後、文筆活動に入る。文学研究や評伝、戯曲等でも活躍。著書に「暗い広場」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.9

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

奇妙な味と絶妙の舌触り

2002/01/14 01:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nauboo - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ホラー、怪奇小説とは呼びにくい。奇譚、あるいは所謂「奇妙な味」というのが似合っている短編集。その味の特徴については、若島正の[他者を嫌悪しつつも魅惑されると言う人間の内にひそむ二重性](『乱視読者の帰還』)という指摘が的確。
 このモチーフが単調に感じられる読者もいるかもしれないが、味読すれば多様に料理されていることに気づくはず。その多くは中心人物の両価的な感情として表れ、物語の中で嫌悪(悪意)→魅惑(善意)という変遷をとるが、逆から出発することもあり、実はその方が始末が悪かったりする。表題作がこのパターンで、善意から貧しい美青年を家に泊めた老嬢は凄まじい事態に陥る。

 この感情の「両価性」は作者の固定観念ではあったのだろうが、彼は、より根本にある、容易に他方に反転してしまう性格、あいまいな「両義性」を掴んでおり作品には常にドライなユーモアが感じられる。それが充溢する「トーランド家の長老」は、愚かなほど完全に善意の人物による行為が、その対象の者にとって全くの「悪」以外のものでない様を描く、表題作と並ぶ傑作。

 ウォルポールのストーリー・テリングの魅力は細部の描写にあり、特に小さなオブジェの使い方が巧緻だということ。「銀の仮面」などタイトルになっていない場合でも、「トーランド家」におけるゼリーなど、独特の「味」に絶妙な「舌触り」を与えている。

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紙の本

奇妙な味、気味の悪いあと味

2002/01/07 22:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小池滋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いま日本はミステリー小説ブームで、外国の作品でも本国で発表されるとすぐに邦訳が出るものがある。ところが、まだ知られざる名作、埋もれたままの傑作がいくらでもあることを教えてくれるのが、国書刊行会から出ている「ミステリーの本棚」である。

 『宝島』の作者としておなじみのスティーヴンソンが義理の息子と共作した『箱ちがい』がそのいい例だった。チェスタトンのようなミステリーの大家の書いた、あまり知られていない作品も入っている。そして今回のウォルポールの短篇集『銀の仮面』も、かなりのミステリー通をもオヤッ!と言わせるような本である。
 そんな名前のミステリー作家は知らんと言う人も多かろう。英文学の専門家でも、かなり20世紀小説に詳しい人でも名前くらいしか知らない人がほとんど。あのヒュー・ウォルポールがミステリー小説を書いていたのか? と驚く人が多い。

 1884年に生まれ1941年に死んだこの作家は、小説、評論その他多数の作品を残しているが、マイナーとしか認められていない。確かに文学的価値はロレンスやウルフに比べれば下かもしれないが、読めばその独特の個性は忘れられない。
 江戸川乱歩が「銀の仮面」を短篇傑作選集で紹介したことがあり、「奇妙な味」と呼んだのは実に的確な表現だった。奇妙で、気味が悪くて、あと味が悪いが、頭にこびりついて離れない短篇ばかりが本書に揃っている。現実か超現実か明確に区別をつけることができない。いい人間なのか、いやらしい人間なのか、どちらとも決められない人物が続々と登場して、読者は悪夢にうなされるだろう。著者自身がある短篇で先まわりして釘をさしているように、フロイト式精神分析学で解釈しようとしても、すっきりした答えは出ない。人生そのものがそうであるように、作品は不可解で、あいまいで、矛盾だらけなのだ。 (bk1ブックナビゲーター:小池滋/英文学者 2002.01.08)

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2006/02/23 14:16

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2009/01/16 15:14

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2018/06/18 14:53

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2020/01/19 12:23

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2021/04/10 10:02

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