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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.12
- 出版社: マガジンサポート
- サイズ:21×26cm/1冊
- 利用対象:一般
- ISBN:4-901706-00-4
- 国内送料無料
紙の本
鎮魂・世界貿易センタービル Once upon a time in New York City
著者 佐藤 秀明 (著)
ニューエコノミーの象徴として生まれ、悲劇の最後をとげた世界貿易センタービル。古いビルを解体し、整地した跡にビルが建ち上がっていく成長過程と、当時この地区に住んでいた人々の...
鎮魂・世界貿易センタービル Once upon a time in New York City
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商品説明
ニューエコノミーの象徴として生まれ、悲劇の最後をとげた世界貿易センタービル。古いビルを解体し、整地した跡にビルが建ち上がっていく成長過程と、当時この地区に住んでいた人々の表情や生活を映し出した写真集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐藤 秀明
- 略歴
- 〈佐藤秀明〉1943年新潟県生まれ。日本写真家協会会員。日本大学芸術学部写真学科卒業。フリーのカメラマン。世界中の辺境を旅し、自然と人間、文化を独特の視野で撮る。著書に「海のゆらぎ」等。
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紙の本
暗い気持ちがどこかに消えていきます
2002/05/08 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:茶羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
申し訳ない、ワールド・トレード・センターって今回のテロがあるまで知らなかった。いや、知っていたかもしれないけれど、記憶に残っていなかった。それなのに、強烈過ぎるあの中継で心の中にしっかりと刻み込まれてしまった。
で、この本を書店で見て思わず手に取った。ぼくはあのビルの落下というのか崩落の写真集かと思っていた。
違うんです。崩落の前までをこの写真集は網羅しているんです。まずは出来る前の風景。もちろん白黒。そこが味があっていいんです。そして町並み、そこにいる人たち。一人一人の表情がいいんです。まるで映画のワンシーンのようです。場面場面は白黒だし、外国人の表情を見てぼくのような日本人は彼らが何を考えているのかまったく推測すらできないけれど、生き生きしているんですね。躍動って言えばいいのかな、そんな生きるってプラスの気持ちが伝わってくるんです。
この本には飛行機が激突したシーンは一つも出てきません。でも、ぼくには見えるんです。けど、ぼくはそれに目を瞑り、人々の表情にホッとします。そして、この人たちが再びワールド・トレード・センターを復活させることを期待させてくれます。
テロなんていう卑劣な行為に対する最高のメッセージです。平和ってことに対する最大のメッセージなんです。
是非、一度見てほしい写真集です。何ていうか、心が洗われます。
紙の本
2001/12/24
2002/06/20 22:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経アーキテクチュア - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真家として30年以上のキャリアをもつ佐藤秀明氏にとって,9月11日にテロで崩壊した世界貿易センタービルは「原点とも言える思い出の建物だった」という。
同氏は大学の写真学科を卒業後,1967年から69年までニューヨークに住んでいた。当時,世界貿易センターの建設予定地では,古いビルの取り壊し中だった。駆け出し時代の佐藤氏は取り壊し現場に何度も向かい,日記のように写真を撮り続けた。
建設前のマンハッタンの風景と建設予定地,取り壊し後に整地された敷地,次第にビルが伸びていく建設現場とそこで働く人々,マンハッタンのビル群のなかでひときわ高くそびえる完成直後の姿と,この写真集の冒頭部では,世界貿易センターの完成までを時系列順に収録している。
当時ニューヨークでは,毎週のようにベトナム反戦デモがあったという。街と人をとらえた写真も本書の見所の一つだ。
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