サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.11
  • 出版社: ソニー・マガジンズ
  • サイズ:15cm/448p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7897-1770-4
文庫

紙の本

ファウジーヤの叫び 上 (ヴィレッジブックス)

著者 ファウジーヤ・カシンジャ (著),レイリ・ミラー・バッシャー (著),大野 晶子 (訳)

ファウジーヤの叫び 上 (ヴィレッジブックス)

税込 770 7pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

生の言葉によって語られる未知の文化と習慣

2001/11/22 11:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 女性器切除(FGM:female genital mutilation)という習慣がある地域がある。文字通り、女性性器をカミソリなどで切除する伝統的慣習であり、アフリカ・一部の中近東・アジアの風習で、アフリカでは年間200万人以上の少女達に施されているようだ。FGMは不衛生な環境で医学的知識なく行われることが多いため、大量出血や破傷風で死亡する例もある。FGMは、女性の純潔と貞節を守るためだという男性優位主義的な考えに基づいているという。
 西アフリカのトーゴ共和国に生まれ育ったファウジーヤ・カシンジャは、「良きイスラムの娘」である。父のマハメッド・カシンジャは裕福な権力者であり、1人の妻と7人の子供がいる。ファウジーヤは6番目の子供だ。彼は部族の理不尽な慣習に縛られることは無かったため、性差なく子供に教育を受けさせ、娘達は「カキア」と呼ばれるFGMを受けずに済んでいた。だが、彼の死後に実権を握った伯父と伯母はファウジーヤを倍以上年の離れた男性の4番目の妻になるように取り決めた。結婚前に「カキア」を施して、だ。17歳の娘ファウジーヤに選ぶ権利はない。
 ファウジーヤはFGMと一夫多妻制から逃れるために母と姉の力を借りて国外へ脱出する。そしてアメリカへ不法入国したファウジーヤに与えられたものは、囚人IDの刻まれたブレスレットと、人間としての尊厳の剥奪された監獄生活だった。ファウジーヤは亡命申請のために弁護士を探し、FGM問題に関心を寄せるレイリ・ミラー・バッシャーに出会う。
 ファウジーヤの生の言葉によって語られる未知の文化と習慣は、私たちの常識に衝撃を与える。そして迫害を逃れるために庇護を求めてやって来たアメリカでの苦難の日々を知り、「不法入国者」の存在を考える。
 文化や制度は地域や国によって異なる。ひとつの場所に留まっていたら知らずにいることを、ファウジーヤは短期間に体験する。アフリカとアメリカ。その狭間に置かれたファウジーヤの叫びは、圧倒的な事実の重みに支えられて、読むものに迫ってくる。その痛みや屈辱をまざまざと想像してしまう。痛いってば。
 それでも読むのは、やっぱり未知の文化を何も知らないままものを言えないと思うからだ。FGMは女性にとっては理不尽な処置だと思うが、本書にある「常識というものは、“文化の中で決定づけられるものであり、それゆえ万国共通ではない”」という言葉にもやはり肯いてしまうのだ。
『ファウジーヤの叫び〔下〕』

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

民族・文化・自分

2002/01/24 18:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MITU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 閉鎖的な村、小さな民族同士が生活するトーゴの小さな村で、比較的裕福な生活をしていた主人公。女性器切除という習慣から離れた生活は、その習慣を拒んでいた父親の死で一変し、強制的な結婚、女性器切除の強要、と加速的にファウジーヤ自身に降りかかってくる。文化として閉鎖的に行われていたこの行為を広く一般に知らせることになった、ノンフィクション。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。