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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.11
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • レーベル: NHKブックス
  • サイズ:19cm/224p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-14-001929-8

紙の本

不安な時代、そして文明の衰退 われわれはどう生きるのか (NHKブックス)

著者 小林 道憲 (著)

21世紀、新しい文明の理念はどのように描かれるのか。グローバリゼーションを進めるアメリカの一極支配への矛盾と確執の根源的解消をもたらす「多様性の中の共存」ではないか。その...

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不安な時代、そして文明の衰退 われわれはどう生きるのか (NHKブックス)

税込 1,012 9pt

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商品説明

21世紀、新しい文明の理念はどのように描かれるのか。グローバリゼーションを進めるアメリカの一極支配への矛盾と確執の根源的解消をもたらす「多様性の中の共存」ではないか。その手がかりを文化相対主義の視点に求める。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

小林 道憲

略歴
〈小林道憲〉1944年福井県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、福井大学教授・麗沢大学客員教授。著書に「二十世紀とは何であったか」「近代主義を超えて」など。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

未来を語ることは、過去を語ることであり、過去を語ることは、未来を語ることである。

2001/11/28 09:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アメリカでの同時多発テロ事件、それに対するタリバン政権及びアルカイダへの報復、日本では起こるはずがないとされていた狂牛病の発生など、21世紀になって未来はますます混迷の度合いを深めている。
 パスク・アメリカーナ、これはアメリカ支配による世界秩序という意味なのだが、2つの世界大戦で唯一本格的な戦禍を被ることもなく、「世界の警察官」としてアメリカは、良い意味でも、悪い意味でも、にらみを利かせていた。しかし、同時多発テロ事件、炭疽菌事件が与えた衝撃の強さは、彼らのアイデンティテイさえも揺らがせかねないほど、大きなもので、パスク・アメリカーナにも陰りが出てきたのではないだろうか。だからこそ威信にかけてテロリスト駆逐というお題目のもと、徹底報復への道に進んだのだろう。
 作者は本書で「20世紀初頭まで支配した一元論的なヨーロッパ中心史観を提出」し、「ヨーロッパ人の自己中心的主義を批判し、ヨーロッパ文明の他の文明に対する絶対的優位を否定した」シュペングラーとトインビーの文明論的考察にならいながら21世紀がどんな世紀になるのか、いわば包括的に俯瞰している。
 「未来を語ることは、過去を語ることであり、過去を語ることは、未来を語ることである」と述べているように、作者は、古代ローマ文明の「事蹟」と現代文明を俎上にのせる比較文化論的アプローチを試みている。古代ローマ文明の萌芽、隆盛、絶頂、爛熟、衰退…。政治、宗教、科学など、さまざまな領域に渡るテキストを一読してみると、なるほど確かに相似点も多く、学ぶべきところもある。「歴史は繰り返す」ってヤツ。 
 たとえば、21世紀においても「民俗や宗教にかかわる限定戦争や局地紛争は、絶えることはないだろう」と作者は明言しながら、「宗教中心の文化的要素を軸として起きる集団間紛争を<文明の衝突>」とみている昨今人気のハンチントンに対して「(そう)みるのは、正確ではない。それは、単にエスニック・グループ間の紛争にすぎず、せいぜい文化的対立によるものである」と批判している。
 グローバリゼーションやグローバルスタンダードとは、取りも直さずそれは、アメリカンスタンダードを指していた。しかし、今こそ、世界は、複数の文明が織りなす一枚のタペストリーのようなものであることを再認識すべき時なのではないかと思う。
 本書は、読む人にとって、さまざまなことを触発するだろう。


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紙の本

現代文明論

2003/01/10 06:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代文明論。

現代社会を研究する学問。でもとっても難しい学問。なんでも言うことができ、そしてなんにも言うことができない学問。

それって、どんな学問だろう。

まず研究というからには、なにがしかのキーになる事象なり、事件なりをとりだして、それを材料に何らかの結論を抽出しなければいけない。より簡潔なカタチで。これを現代大衆社会に対して行ったとする。でもってたとえば「大衆民主主義下での福祉社会は豊かな体制に甘えて暮らす寄生虫的大衆を大量に生み出す」なんて言ったとしよう。

「おい、コラッ、一日十二時間汗水たらしてゼニ稼いどんのに国からカネもらって机に向かってるだけの連中に寄生虫なんて言われとうないわいッ」

たったこれだけの結論を出すだけでも、おっちゃんの怒声がとぶのが目に見える。無理もない。あまりにも多様な人の群れを「大衆」の一語でくくってしまうのだから。しかも「寄生虫的大衆」の客観的基準なんてどこにもない。

他にも。

「創造的精神は消え去り、もはや偉大なものは創造されない」
……創造的なものって何ですか。ダリやピカソが創造的で、ダッコちゃんやピカチューが創造的ではないといえるのですか。

「コンピュータ上の仮想世界では、物や人からの直接の抵抗はない。したがって抵抗に耐える必要もない。耐性を欠如した青少年が登場してきているのは、このことによる」
……この結論も十分に仮想世界の産物だと思います。

「黙ってるもん」ではなく「口のついてるもん」を対象にするこの学問は、いつだって前途多難。学問対象が常に流動的なのはガマンするとしても、感情すらもその学問領域に含めなければいけないのはツラい。感情で動く大衆社会を「理」で割りきる。できるのか?そんなこと。多分、研究をしすぎると「精神的支柱を失い、空虚な自己を抱えて不安な生き方をすることにな」ってしまうだろう。

現代文明論。

危険な学問。だって現代社会を研究対象とするのだから。だって現代社会には研究者自身も含まれているのだから。

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2011/06/12 16:22

投稿元:ブクログ

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