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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 郁朋社
  • サイズ:20cm/287p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87302-156-1

紙の本

波濤の果て 中江兆民の青春

著者 鮎川 俊介 (著)

自由民権運動の思想的リーダーであった中江兆民。藩校文武館の学生であった十七歳の夏から、藩費留学生として高知城下を出立するまでの2年間を描く。【「TRC MARC」の商品解...

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波濤の果て 中江兆民の青春

税込 1,650 15pt

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自由民権運動の思想的リーダーであった中江兆民。藩校文武館の学生であった十七歳の夏から、藩費留学生として高知城下を出立するまでの2年間を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

犠牲を生むことなしに、世の中が一つにまとまるということはありうるか

2005/06/26 11:18

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ペリー来航から10年、17歳の中江兆民は、幕末の状況をどう視たのか。19歳で長崎留学に赴くまでの2年間を描いた中江兆民の青春小説。
ペリー来航以来、内政の矛盾をはらんだ日本。激動続きの日本の中の土佐にも、大きな変化が押し寄せる。
土佐勤王党の武市半平太らの影響もあり、尊皇攘夷の方針を採った土佐。しかし、それもつかの間、公武合体論に転換し、土佐勤王党は弾圧される。
「世の中の動きをただ見ているだけに過ぎぬ」中江兆民。「武市ら勤王党の行動に、共鳴を覚えたこともない」が、「仮借なき弾圧を受けていく勤王党の連中に、同情の念を覚えてきた」中江兆民。
 勤王党への弾圧を目の当たりにするなかで、「犠牲を生むことなしに、世の中が一つにまとまるということはありうるか。その難問が、ここ数ヶ月、篤助の頭を捉えて離さなくなった」
 この自問に対する答えを「公会」、今でいうところの議会制民主主義の政治、の実現だと若き中江兆民は確信する。
 世の中を変えるには、その制度を詳しく知ることが重要であり、そのためには英学が必要であると英語の勉強に没頭する。その甲斐あってか19歳の年、藩から長崎への留学が命ぜられる。
 ただし、英学留学は名目であり、内密に仏学を学ぶことが命ぜられる。のちルソーの翻訳をすることになる中江兆民と仏学との出会いはこんな事情から始まる。
「犠牲を生むことなしに、世の中が一つにまとまるということはありうるか」との問いを読んだとき、坂本龍馬を思い浮かべた。坂本龍馬は、行動をしながら考える情熱的なタイプであるが、中江兆民と同じことを考えていたのではなかろうか。
明治維新を前に殺害された坂本龍馬と中江兆民は長崎で知り合うことになるのだが・・・。
歴史に「もし」はないが、もし坂本龍馬が生きていたら明治政府はどうなっていたのだろうか。興味深い「もし」である。
 本小説は、幕府側でもなく、尊皇攘夷側でもなく、また公武合体論側でもない視点で、歴史を見ようとしている。そのため幕末を描いた小説としては興味深い内容が多くある。とても楽しく読み進めることができる。続編が楽しみである。

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