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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 藤原書店
  • サイズ:19cm/330p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-89434-265-0

紙の本

新しい歴史 歴史人類学への道 (藤原セレクション)

著者 E.ル=ロワ=ラデュリ (著),樺山 紘一 (ほか訳)

日常生活の様相、伝統社会における基層文化のありかた、そして民衆の文化、とりわけその心性のありさまを、人類学の手法によって分析するアナール派歴史学の古典。再刊。【「TRC ...

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新しい歴史 歴史人類学への道 (藤原セレクション)

税込 2,200 20pt

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商品説明

日常生活の様相、伝統社会における基層文化のありかた、そして民衆の文化、とりわけその心性のありさまを、人類学の手法によって分析するアナール派歴史学の古典。再刊。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

E.ル=ロワ=ラデュリ

略歴
〈ル=ロワ=ラデュリ〉1929年生まれ。コレージュ・ド・フランス教授、社会科学高等研究院研究指導教官。『アナール』誌編集スタッフ。著書に「モンタイユー」「ロマンの謝肉祭」など。

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紙の本

アナール派の鋭いまでの歴史観。

2002/03/13 18:15

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:挾本佳代 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アナール派というと、即座に社会史と結びつけられる。非常に有名なところではフェルナン・ブローデルの『地中海』がある。地中海世界の自然環境や社会環境の変化を考察し、人間が文明を築きながらまさに「生きてきた」、その歴史を壮大なスケールで描写したものである。このブローデルのスケールに圧倒された記憶をもつ人間としては、ごくごく限られた地域の歴史的資料の考察や人口動態研究から、そこに生きる人々の生活を考察したものも「社会史」であるとブローデルに並列して語られてしまうと、少なからぬ欲求不満が残るものである。また、社会の歴史とは何なのか、アナール派そのものを支える特質とは一体何なのかと考え込んでもしまう。
 しかし、この著者の研究の場合はそうはならない。というのも、著者は、集団の歴史の変化する要因が、いわゆる階級闘争だけでなく、経済・社会的諸関係の中に、また根深いところでは生物学的諸現象の中にもあると率直に指摘しているからである。つまり、人文・社会科学の領域に属する歴史学も、自然科学の観点なくして検討することができないと、「いわゆるアナール派」とは一線を画する見解をもっているからだ。端的にいうならば、人間は決して社会的・文化的な存在だけにとどまらないのである。人間の集団の歴史を、生物学にもひきつけて検討しようとする理論的態度は、まさに歴史人類学のものである。だから、著者は、農業生産が進展していく一三〇〇年代以降から一七二〇年代までの時期を、人間も住む生態系の中に、動植物や細菌が拡大分布した時期であると主張することができるのである。もちろん、この細菌にはペストのような人類を大量に死滅させた病原菌も含まれている。こうした病原菌が人類の歴史に必然的に必要であったと主張しているのは歴史学者だけではない。例えば、ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』を参照してもらえば鮮明になるだろう。
 本書の中でもっとも興味深いのは、「気候 人間のいない歴史」の章である。著者にとって、気候の歴史をたどることは、人間の生きてきた状態を知ることに直結する。だから、別に「人間のいない歴史」という言葉にペーソスは別段含まれてもいないのである。人間がある地域に生きて、生産活動をしたり、開発をしたりしているから、気候が変動するのである。著者の見解を読み進めていると、オゾン層を拡大させることに、なんだかんだと言っても手を貸してしまっている人間の姿が目に浮かんでくる。 (bk1ブックナビゲーター:挾本佳代/法政大学兼任講師 2002.03.14)

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