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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.2
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • サイズ:18cm/222p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-05934-2
新書

紙の本

現代ロシアを読み解く 社会主義から「中世社会」へ (ちくま新書)

著者 袴田 茂樹 (著)

現代ロシアを読み解く 社会主義から「中世社会」へ (ちくま新書)

税込 770 7pt

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

へー、そうだったのか!ロシアって駄目だね

2002/03/20 11:32

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本では当たり前のマナーがロシアでは当たり前でない。ロシアはいまだに近代以前の「万人の万人に対する闘争」が当たり前の無秩序社会だそうだ。みんながみんな我侭で、自分勝手で他人のことなど歯牙にもかけない社会。公徳心などおよそ存在しない無法社会。だからこういうトンデモナイ社会をまとめようとすると、強烈な権力をもった警察国家にならざるを得ないのだと袴田先生は断言する。これはお隣の中国にも言える。これじゃあ駄目だ。ロシアも中国もそのうち自分で転んでしまう。あーあ。

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紙の本

宿命の道

2002/02/27 11:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小田中直樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 冷戦が終了して以来、ロシアには驚かされてばかりいる。市場経済化に伴って地下経済が強大化する。マフィアが街を闊歩し、新興財閥が国家機構を私物化する。民主化を進めるには強い国家が必要だと称して秘密警察出身者が大統領になり、高い支持率を享受する。こんな社会を、僕らはどう理解すればいいんだろうか。

 この本で著者の袴田さんは、「国民のメンタリティ」を日本や欧米と比較しながら、「今日のロシア社会」(四頁)の特徴を探った。その背景には、「どの社会も、時代によって大きく変化する外面の背後に、その社会の変化やその性格を規定する、簡単には変わらない何か深い要因が隠されている」(三頁)っていう袴田さんの判断がある。

 そのうえで、袴田さんは次のような問題を論じた。日本人は大抵ロシアの現実に強い違和感を抱くが、その理由は何か。日本は規律と性善説の社会であり、欧米は法律と性悪説の社会だとすれば、ロシアはどんな社会と言えるか。ロシア社会と欧米日社会の違いをもたらしたのは何か。ロシア社会のあり方は、国家や権力に対するロシア人のイメージにどんな影響を与えてるか。今後ロシアが近代化を進めるには、どんな国家体制が必要か。

 この本のメリットは、僕みたいなロシア素人が持ってる、何でロシアはこうなっちゃったんだろうかって疑問に、一つの回答を示したことにある。つまり、全ての問題の根幹には「社会全体の信頼レベルの低さ……、自律的な秩序の欠如」(七頁)がある。だから法律はごまかすのが当然になり、社会は無秩序になり、それにうんざりした人は強力な指導者を求める。様々な団体が、国家に代わって秩序を維持するようになる。つまりロシアは、自然状態で性悪説を信奉する社会なのだ。そしてその原因は、ロシアが封建時代を経験してないことにある、というわけだ。論理明快、実にすっきりした回答にみえる。

 でも、よく読んでみると、袴田さんの論理が荒いせいか、色々な疑問が湧いてくる。三点だけ挙げておこう。

 第一、日本とロシアの対比はわかりやすいけど、欧米社会の評価がわかりにくい。欧米社会は、封建時代を経験してるって点では日本社会に近いし、性悪説を信奉するって点ではロシア社会に近いし、規律社会でも自然状態でもなくて法律社会だって点ではどっちとも違う。欧米社会の位置付けがこんなにぐらぐらするのは、座標軸そのものの信頼性まで疑われてしまう危険があるから、まずいと思う。

 第二、「国民のメンタリティ」に対する封建時代のインパクトがわかりにくい。封建時代の特徴は領主と家臣の間に双務契約関係が結ばれることだっていう袴田さんの説明は、高校世界史の教科書にも載ってるくらいの常識だから、まあいいだろう。でも、これが信頼を重視する心性を生んだっていわれると、疑問が湧く。領主や家臣はいざ知らず、普通の人々は、自分と無関係な双務契約関係から影響を受けたんだろうか。

 第三、袴田さんは、一方でロシアには自律的な秩序がないから強大な権力が必要だったと言い、他方でロシアは強大な権力による専制政治が続いたから封建制度ができなかった(から自律的な秩序が生まれなかった)と言うけど、これは循環論法で説明になってない。だから、袴田さんは今後ロシアは「開明的な権威主義」(二二二頁)を目指すべきだって言うけど、これで社会に自律的な秩序が生まれるかって考えると、僕は疑問だ。

 他の社会と比較しながらある社会の特徴を析出するとか、その特徴の原因を歴史に求めるとか、そういったアプローチが有効なのはわかる。でも、繊細に使わないと宿命論(これは必然の道だ)が生まれてしまう。宿命論ってわかりやすくて面白いけどね。

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2005/08/23 13:55

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2008/10/05 20:03

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2009/12/03 00:01

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2010/05/25 07:04

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2016/10/14 08:10

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