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商品説明
子が顔を失う! 白血病の子どもを持つ若い母親は苦悩する。果たして子どもの顔を傷つけても命を救うべきか? 美しい母と医師の悲劇的恋愛の物語。現役の医師が描く医学小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
外岡 立人
- 略歴
- 〈外岡立人〉1944年小樽市生まれ。北海道大学医学部卒業。長く小児科医をつとめ、現在、小樽市保健所長。「メダル」により「さきがけ文学賞」を受賞。著書に「メダルと墓標」がある。
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紙の本
時間の流れ
2003/10/28 23:26
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投稿者:より - この投稿者のレビュー一覧を見る
小児癌の子供を持つ母親と主治医の恋愛物語なのだが、同じ子供を持つ母として少し受け入れがたいな…と言うのが正直な感想だ。
文章では時の流れ、季節の移ろいなど書かれているのだけれど読んでいて重大な痛みを乗り越えられるほどの時間の流れを感じられなかった。
現在からスタートする話の進め方だったので、結果は分かっていたにしろ最後まで読んで、また最初(現在の状態)を読み返して、ホっとしたのもまた正直な感想。
もう少し長編で二人がそれぞれの痛みをこなしていく過程が書かれていればこの恋愛物語も素直に喜べたかも…と思う。