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紙の本
オスマンvs.ヨーロッパ 〈トルコの脅威〉とは何だったのか (講談社選書メチエ)
著者 新井 政美 (著)
近代ヨーロッパを生んだ影のスーパーパワー、アジア・アフリカ・ヨーロッパにまたがる大帝国=オスマン。この「先進国」の脅威がヨーロッパに近代化を促した。オスマン・ヨーロッパ4...
オスマンvs.ヨーロッパ 〈トルコの脅威〉とは何だったのか (講談社選書メチエ)
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商品説明
近代ヨーロッパを生んだ影のスーパーパワー、アジア・アフリカ・ヨーロッパにまたがる大帝国=オスマン。この「先進国」の脅威がヨーロッパに近代化を促した。オスマン・ヨーロッパ400年の抗争を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
トルコのマーチが聞こえてきた!!
――ヨーロッパが震えた400年
西方に拡大し、世界帝国を目指すオスマン。宗教的寛容性と強力な中央集権体制を持つこの「先進国」の脅威こそが、ヨーロッパに近代化を促した。400年にわたりヨーロッパを震撼させ続けた「スーパーパワー」を描く。
〈本書の内容〉
●「トルコ行進曲」の起源
●ヨーロッパが震えた日々――オスマン帝国の発展
●普遍帝国オスマン――「壮麗者」スレイマン1世とウィーン包囲
●オスマン対ハプスブルク
●近代ヨーロッパの成立とオスマン帝国
●枠組みの転換――オスマン優位時代の終焉【商品解説】
著者紹介
新井 政美
- 略歴
- 〈新井政美〉1953年東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、東京外国語大学教授。専攻はトルコ史。著書に「青年トルコ時代のトルコ・ナショナリズム」など。
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世界帝国の歴史は面白い
2003/06/29 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史は、ローマ史や中国史といった、世界帝国の歴史が面白い。多民族、多宗教を包含した寛容性の文化を持つ、広域国家である。オスマン帝国も世界帝国である。学校の世界史では、西アジア史とヨーロッパ史とが分離して教えられているため、世界帝国としてのオスマン帝国が、ヨーロッパの近代化にどのような関係があったのか、具体的には掴めない。古代ギリシャ・ローマの文化遺産をルネッサンスに中継した、ということぐらいである。
ヨーロッパとの関係を中心に、オスマン帝国の歴史を概観している。個々の内容について、もっと詳細を知りたいと思うことが、幾つもでてきた。通史であるからやむをえない。しかし、今まで知らなかったことに関心が持てるようになった。知らないことを知ることは、楽しいことである。
紙の本
分かりやすい
2002/07/24 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MF - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルこそ、オスマンVSヨーロッパであるが、本書はオスマンとヨーロッパの関係が、単純にオスマン対ヨーロッパ、もしくはイスラム教対キリスト教という図式では理解できないことを説明している。イスラム内部での対立、キリスト教世界内での対立が複雑に絡み合って歴史を形成してきたと指摘しており、近代以降ほとんど常識とされているイスラム教対キリスト教という単純な図式以上のものを提示しようとしている。