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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.4
- 出版社: ハイランド
- サイズ:18cm/217p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-89486-185-2
紙の本
甘く危険な契約 (Laqia novels Super extra)
著者 バーバラ片桐 (著)
ある企みをもって海藤グループの若き総帥・海藤に近付き、逆に囚われてしまった直毅。淫靡な手管で一切を暴かれ後のなくなった彼に突きつけられたのは、望みと引き換えに海藤の所有物...
甘く危険な契約 (Laqia novels Super extra)
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商品説明
ある企みをもって海藤グループの若き総帥・海藤に近付き、逆に囚われてしまった直毅。淫靡な手管で一切を暴かれ後のなくなった彼に突きつけられたのは、望みと引き換えに海藤の所有物になるという淫らな「愛人契約」だった…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
好感の持てるキャラ
2002/04/29 02:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
駆け出しの俳優で、夢は大きいけれど、現実は厳しい中、それでも前向きで。
だけど、その気持ちの中は、すべてがポジティブなわけでもなく、ちゃんと不安も顔を覗かせるあたり、ありがちな、恵まれない環境でも頑張ろうとするただの健気キャラではないところに好感が持てた。
また、海藤の方も、ただエグゼクティブというわけではなく、御曹司としての翳りの部分も描かれているし、ずいぶんエッチそうなのだけれど、ただ相手を快楽で泣かせたい、というのではなく、好きだから泣くほどよくしてあげたい、というか、自分本位のエッチではなくて、「好き」という気持ちがしっかりあって、それが根底にあるのがうっすら見える形でのしつこいエッチ(笑)なのも好感が持てた。
ストーリー的にも、期間限定、という愛人契約の中で、契約が切れてしまうことを、いつしか望まなくなっていくあたりの展開は、私的にすごく好きな展開だったし、さすが多くの著書をお持ちの作家さんらしく、(受)一人称だけれど馬鹿っぽくなく、感情描写ばかりにならず、状況描写もとても丁寧に描かれていて、すごく読みやすかった。
普段の同著者さんの作品というと、ちょっとコアな趣味というか、イッちゃってる人が(受)(攻)どちらかにいるような印象があって、おまけにこのレーベルからの発行作品ということもあって、エッチメインで趣味に走ってしまった作品になっているのかなぁと、勝手に心配していたけれど、今回は普段同著者さんの作品は苦手と思っている人にもお勧めできそうな作品じゃないかと思えた。
ただ、何か意味深な感じが見え見えなのが気になるかもしれない、というあたりと、途中かなり痛々しい展開になってしまう部分もあるので、必ずしも満点というわけではないのだけれど、それより、私の場合はキャラのよさや、ストーリーのよさなどが気持ち的に読後感をよくしていたので評価は★5
でもイラストは、ちょっと合わない感じ。
高座さんは素敵で、普段は好きだけれど、この作品の主キャラになる(受)キャラは、イラストから見る印象よりは、もっと犬コロのような(笑)、綺麗というより可愛いい感じなので、イラストの印象で読むと、ちょっと思っていたのと違う、という違和感を覚えるかも。
紙の本
いつまでも一緒に
2002/04/18 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラッシー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある目的のために、海藤グループの若き総帥・海藤に近付き、逆にアッサリと囚われてしまった主人公・直毅。
望みと引き換えに、期間限定の「愛人契約」を結んだ直毅は、海藤によって与えられる、蜜のように濃厚で甘い時間を過ごします。
いつしか快楽に溺れ、夜ごと海藤の訪れを待つ自分に戸惑いながら、少しずつ知っていく海藤の素顔、孤独に、どうしようもなく惹かれていく気持ちは止められず…。
そしてついに、期間限定の「愛人契約」が終わる日がやってきます。
離れがたい気持ちに、恋なのだと直毅は自覚しますが、一方の海藤の反応は冷静で、直毅の胸は痛みます。
そして別れの瞬間がやってきて…。
「愛人契約」から始まった二人の関係は、恋人まではなかなか進みませんが、ある衝撃的な事件を挟んで、急展開を見せます。
エッチで、ちょっと切ない大人の恋愛話。
バーバラ片桐さんファンの方の方、必読ですよ♪
紙の本
エッチだけど、かわいい
2002/07/14 08:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく全編ほぼ濡れ場!
にも関わらず、何事にも一途な直毅(なおき)の心情が、ひしひしと伝わってきます。
直毅の一人称なのですが、直毅を手放したくない海藤の気持ちがよく分かる!
読みどころはやはり、愛のこもった、気持ちよさそーーなエッチでしょう。
何だかんだ言いつつラブラブだし、読後感もいいし、安心して読める一冊です。
紙の本
とにかく感じやすい受
2002/04/22 19:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のバーバラ片桐さんいわく、「とにかく感じやすい受を書きたかった」。読むと「確かに…」と深く頷いてしまう一冊。
「彼女を借金のカタに取られてしまう!」親友に泣きつかれた役者志望の直毅は、どうにか親友とその彼女を救おうと一芝居打つことを思いつく。相手は20代にして海藤グループのトップに立つ才色兼備の色男・海藤。バリバリのエリートと取引きするために直毅が思い付いた方法は、「海藤には男の愛人がいる」というゴシップネタ。自らの身体を提供し、とりあえずキスしている写真さえ手に入れられば…と軽い気持ちで計画を練る直毅だったが…。
普段は強気でとんがり気味の直毅が、海藤の手にかかってトロトロに溶けてしまう様子はなんとも微笑ましい。多少引いてしまうような表現がなきにしもあらずだが、ハードなHに耐性があり、かつ「強気なのに感じやすい受」がお好きな方にはオススメかも。