大人の海外個人旅行 （宝島社新書）

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投稿者：キーパン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

世界100カ国以上の旅行歴を持つ著者は中高年へ海外個人旅行を提唱している。具体例として、個人旅行をするのに大事な、移動時間や持ち物リスト、旅の裏話等を実体験を通じて書いておりとても参考になる。
しかし、それにとどまらず、同時に旅行批判の書である。
曰く、若者の海外旅行は時間の無駄、海外ボランティアは有為な若者がするのはもったいない、人間、地に足をつけて生きていくのが一番だ、等々。
暴論が入るきらいはあるが、不思議に説得力があり、納得してしまう。
毒舌だが、ユーモアが効いており、不快感はなく、むしろ旅行に対する愛情が見え隠れする。
自分の膨大な旅行体験を過大評価することなく、さらっと書いているが、
旅行はそれ以上でもそれ以下でもない、肩の力を抜いて楽しめばいいさという著者のスタンスが伝わってくる。

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投稿者：サニー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　世界一周旅行を含め、世界中を個人旅行している著者が、中高年にすすめる海外個人旅行。
　はじめに中高年に海外個人旅行をすすめるわけを、述べている。
　これには同感する。人生をリフレッシュするのに最適。
　「日本の中高年にはこれから厳しい老後が待っている。世間体を気にしていたら、生きてはいけない。どんな貧乏な格好をしていても、もし海外個人旅行の経験をしていれば、ちっとも気にならなくなる」と述べている。
　世界各地の旅行ルートをたくさん紹介。
　旅行時間が書かれており、参考になる。
　西アフリカ旅行記がある。
　旅のヒントと持ち物リスト付き。
　とにかくよく旅行しているのに感心した。