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紙の本
前回に続き、この本は買いです
2002/07/18 05:35
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投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの中では、今のところ最高に盛り上がる巻がこの回ではないだろうか。特に、シリアス路線だった前巻に続き、かなり話が急展開する今回、ラブコメをとっても、そしてシリーズの主題をとっても、どちらの意味でも良い感じに話が進んでいる。この本を読んだときに、このシリーズでは殆どはじめて「次はどうなる?」という期待を持った。そんな本。
相変わらず、ドタバタシーンは多々含まれているが、それでも雰囲気が崩れないのは、エルウィンの過去という一番のトピックが明かされようとしているからだろう。何故、司法庁と争うのか? 両親はどうしたのか?など、かなりの核心部分が明らかになりつつある。
個人的には、内容もさることながら、挿絵の義仲さんを一押ししたい。作品の雰囲気作りに一役も二役も買っている。コミック化したら、結構いけるのではないか、と思ったりもするが、今のところそういう話はないらしい。かなり残念。イラストで小説は買うものではないが、義仲さんの絵なら、表紙だけで買ってもいいような気がする。それは評者だけではあるまい(笑)。
そんなこんなで特に買いごろな一冊。せめて本屋さんで立ち読みくらいはしてください。しびれます。