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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.6
  • 出版社: 同時代社
  • サイズ:19cm/237p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-88683-475-2

紙の本

異議あり!「奇跡の詩人」

著者 滝本 太郎 (編著),石井 謙一郎 (編著)

「ひとが否定されないルール」(講談社刊)、NHKスペシャル「奇跡の詩人」の内容には多くの疑問点、問題点が指摘されている。障害児を持つ親達が払ってきた到達点、心情に対して、...

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異議あり!「奇跡の詩人」

税込 1,430 13pt

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商品説明

「ひとが否定されないルール」(講談社刊)、NHKスペシャル「奇跡の詩人」の内容には多くの疑問点、問題点が指摘されている。障害児を持つ親達が払ってきた到達点、心情に対して、今回の放送、出版の問題性を明示する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

滝本 太郎

略歴
〈滝本〉1957年生まれ。早稲田大学卒。弁護士(横浜弁護士会所属)。日本脱カルト研究会常任理事・事務局。
〈石井〉1961年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。『週刊文春』記者。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (1件)

紙の本

障害受け入れる意味問い直す

2002/10/08 10:23

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森岡正博 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 NHKスペシャルで、「奇跡の詩人」という番組が放映された。十一歳の脳障害児で、自分でしゃべることもできず、立つこともできない男の子が、すでに多数の詩集やエッセイを執筆しているという内容だった。その子は、母親の手の助けを借りながら、猛スピードで文字盤を指さし、そこから言葉があふれてくるのであった。
 ところが、この番組放映後から、内容に関して賛否両論が沸き起こることになる。とても男の子が書いたものとは思えないという意見や、ほんとうに自分の意志で文字盤を指しているのかという疑いなどが噴出した。その一方で、この「天才児」の言葉によって癒やされたという声も寄せられ、脳障害児の知性を見くびってはならないという声も現われた。
 本書は、この「奇跡の詩人」現象に対して、懐疑的な立場からまとめられた批判の書である。しかしながら、これは単なるインチキ糾弾本ではない。この本に収められた、様々な立場の人々のエッセイを読むことによって、われわれは、障害児を育てるとはどういうことか、障害の受容とは何を意味するのか、他人よりも秀でていることにどのような価値があるのか等について、あらためて熟考することになるからである。
 たとえば、重度の脳障害の娘さんを抱えたある母親がエッセイを寄せている。彼女は、娘さんに対して、この「天才児」と同じきびしい訓練法を行なっていた。あるとき、娘さんは、子どもたちとのんびり遊んでいたのだが、母親が迎えに来たのを見て、おもわず顔をそむけて隠れてしまう。母親は、これを見て目から鱗が落ちる。母親は書く。「娘のために訓練していると言いながら、じつは、私自身が、障害児の母親にはなりたくなかったのです」、と。
 親と障害児が密着宇宙を形成するとき、それがどのような帰結を導くおそれがあるのか、本書はそれをありありと描き出している。オウムを生みだしたニューエイジ思想が、その後どのような展開を成し遂げたかについても、われわれは考えることができるだろう。現象を普遍的に読むための好著である。

初出:信濃毎日新聞

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紙の本

2ちゃんねるから、Yahoo!から

2002/07/08 17:42

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKスペシャル「奇跡の詩人」放送直後から、2ちゃんねるとYahoo!掲示板には、
番組への疑問、批判が多数書き込まれ続けた。
そこには、障害児を育てている親の声が多数含まれていた。
2ちゃんねるといえば、障害児者差別発言の巣窟と思っていた私は、意外に思った。
そう思ったのは私だけではなく、通称「NHK板」の「奇跡の詩人」スレッドでは、
「ここはほんとに2ちゃんねるなのか」という書き込みまであった。
そして一ヶ月。
そうした親たちの声を中心にした、「異議あり!『奇跡の詩人』」が発行された。
2ちゃんねらーが情報検索して翻訳した、ドーマン法についての、
外国の学会の声明文も収められた。
これは、私たちの本である。
NHKにとっては、テレビ放送始まって以来の、最高の、視聴者からのフィードバックだと思う。
この本を、日頃、インターネットに接続しない多くの人々にも読んでもらいたい。
今のところ、「奇跡の詩人」と同時期に発売された、
「ひとが否定されないルール」(日木流奈著、講談社、2002年)が、
大都市でも地方都市でも、
「NHKスペシャル『奇跡の詩人』で大反響!」
という帯をつけて、本屋で平積みされているのに比して、
「異議あり!『奇跡の詩人』」は、地方の本屋では、一冊も並べられていない。
図書館でさえ、置いていない。
だが、このようなフィードバックがあったという事実の重さは、じわじわと
深く社会にしみこんでいくだろう。

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紙の本

反感が先走っているのが残念

2002/08/03 10:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:darkgreen - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分も「奇跡の詩人」が「奇跡」でない、という本書の趣旨に反対するものではない。しかし、その反対の仕方に疑問を持った。

頭から詐欺、オカルトと決めつけ、それをさも当然のように主張するのでは、中立的な多数の読者や「奇跡の詩人」信奉者に訴えるものにはならず、Yahoo!や2ちゃんねるのごく一部の同意者にしか受け入れられないのではないか、という危惧を抱いた。

掲示板読者に持ち上げられての自己満足に終わることなく、またイデオロギーを抜いた状態で、淡々と問題点を指摘する視点が必要だろう。

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紙の本

巨大マスコミを相手にするには

2002/08/13 14:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:慎太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国民の厚い信頼に支えられた公共放送 NHK。
このNHKが問題ある内容の番組を放送した時、私たちはどうしたらよいのだろうか?
もちろん抗議の電話やメール、手紙はたくさんあった。しかしNHKの返事は「我々が事実と確認したのだから信じなさい」という驚くべきものであった。
NHK以外の多くのマスコミも深くは追求しなかった。相手がNHKであることと、番組の主人公が障害者であることが大きな原因であろう。しかし日本のジャーナリズムはこんなことで良いのだろうか?
本書は、NHKの番組の問題点を短期間でまとめあげた労作である。
まずNHKが番組に問題があったことを認め、番組制作の姿勢を総点検することからはじめなくてはならない。
真実が明らかになり、問題をどう解決するかはその後の問題である。

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紙の本

よくまとまった「意見書」

2002/07/09 18:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DQN777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2002年4月28日放送 NHKスペシャル「奇跡の詩人」.
まともな思考力と感性をもった人なら,この番組を見て大きな疑問を感じたはずである.
しかし“NHKがインチキな放送をするはずがない”“努力している障碍児とその家族の姿に疑問を感じてはいけない”
そんな考えが心に生じ,疑問の気持ちを押し殺してしまった視聴者もいたのではないだろうか?
この本は,この番組に対する疑惑を,文献や資料をもとに整理・検討し,専門家の意見,障碍児の母の声と供にNHKに突きつける.
週間文春の石井記者の取材記録から始まり,その後滝本弁護士による番組の検討に入っていく構成は,わかりやすくとても良い.
巻末にNHKの番組が丸ごと文章化されているので,番組を観ていないひとも内容を理解できるようになっている.
自分の頭で物を考えたい人は是非手にとって見てほしい.

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紙の本

有田芳生はとびっきりのいい仕事をした!

2002/06/27 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tk92 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 有田芳生はとびっきりのいい仕事をした! これは、私の理性と感性をかけて、断言できる。有田芳生の寄稿は、この本の中では特異なものであるが、この本をつくりだした原動力となったネット世界に充満している空気をもっともよく嗅ぎわけて、識別し、分析し、表現した文章である。私は、最後の7段落全部をおもわず一気に書きうつしてしまった程、彼の仕事に熱中した。
 有田芳生は、ワイドショーのコメンテーターである。ワイドショーでの彼の姿と、この本における彼とは、多くの人にとって重ならないかもしれない。彼は、テレビに溢れるコメンテーターや評論家とは一線を画す。多分、彼がワイドショーに出続けているのは、“いま”という時代を分析するのにもっとも都合がよいからにすぎない。つまり、彼にとってテレビは時代分析の手段にすぎず、目的ではない。彼は、一見テレビの中の人のようだが、そこの住人ではない。実体はテレビなどの主要メディアに本質的に懐疑を抱く、わずかに存在するジャーナリストの一人なのである。ホームページの日記を見るといい、すぐにそのことに気づくはずだ。
 内容については紹介したくない。是非、こころを見開いて読んで欲しい。興奮し、冷や水をぶっかけられ、こころに何かが残るだろう。私は、こころをわしづかみされ、上下に振られ、こころの底に沈殿していた何かを無理矢理、浮かび上がらせさせられた。それは、今という時代を生きる人が「ふわふわ」と感じていたものを、私には力不足で言葉に表せないが感性としてはっきりと握むことができる何か。頑張って表現して「2002年時代の塊」としかいいようがないものを感じさせてくれる。
 有田氏の寄稿文の衝撃は大きかった。私はこの文だけで、今年読んだすべての本を掛け合せたもの以上の心的経験をした。他の人の文章も、密度が濃く心を締め付ける内容だ。この本は、何かが心に染み付く本だ。

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