紙の本
終わることのない物語
2002/07/10 17:45
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投稿者:鳴妓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「西の善き魔女」の最終巻。番外編が2作収録されています。
この物語は、全部読んでも終わった感じがしないんです。
まだ続く気がします。実際、頭の中ではまだ続いています。
二作収録されているうちの最初の一作は、筋金入りのお嬢様、3人の女王の内の一人、
アデイルの物語です。
この血筋の人は、みんな行動的ですね。
かよわいと見せかけて、半端じゃなく逞しいです。
砂漠の国で出逢うティガという傭兵の男の子も魅力的。
アデイルとティガの友情(?)がとても可愛らしいです。
アデイルのユーシスにたいする本当の気持ちも少し出てきます。
二作目は、ハラハラしながら読めてしまいました。
何と、荻原先生の書き下ろし!!
キャラがいっぱい出てきて楽しいです。
レアンドラがちょっといい人です。(笑)
フィリエルとルーンはいつもよりもっとイチャイチャです。
西の善き魔女を読んでいないと言う方には、是非一巻から読んでみることをオススメします。
そして、西の善き魔女本編は読んだけど番外編は読んでいないと言う人は、
番外編、絶ッッ対読んだ方がいいですよ。
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最終巻到達。アデイル様とヴィンセントの腐女子珍道中。いや、いいですけど、ルンフィリがないので私的にはさみしかったです。
外伝3はいよいよフィーリが登場です。バード大活躍ですが、更新作業が面白すぎです。
フィリエルがママに・・・!!(短期間だけど)
最後までルーンとフィリエルはやきもきさせてくれますね。てか、いつもケインが邪魔するから・・・!!!!
キスだけは初期からしてるのにねえ。
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中学時代のバイブル。
吟遊詩人(バード)がいちばん好きなキャラクターなので、表紙をはじめて見たときは絶叫でした。
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2008年2月6日 (学校の図書室)
とうとう終わっちゃいました・・・泣
続編でてほしー!!
まさかルーンに兄弟がいたとは!!
っていうかルーンは亡国の王子様だったんだ?!
っていうか何でルーンレイ○知ってるんですか?!
やっぱりリイズ伯爵とヤっちゃったんですか?!
それとも旅芸人の時に?!
っていうかフィーリとバードはそういう関係だったんですか!!
まさかバードがフィーリになるなんて!!
っていうかレアンドラの「ねえ、君、ちょっとわたくしをお母さんだと思って、抱きしめられてみないか?」っていうのになんか萌え笑
っていうかレアンドラ押し倒したのにやめちゃうの?!
っていうかルーンかっこよすぎ!!
色々びっくりした巻でした笑
あー面白かったw
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外伝が2本収録されていますが、前半の外伝はアデイルの物語、後半の外伝は本編の続編となっていました。
アデイルの物語は面白かったです。
新キャラも魅力的で、アデイルの外伝とフィリエルの外伝が繋がっているのも面白く思いました。
フィリエルの外伝と言うか本編の続編は、これで本編ひと区切りと言う感じの外伝でした。
ルーンの出生の秘密は物語に必要だったのかどうかは謎ですが、外伝らしくおまけ的な感じで良かったです。
満足度は★★★☆☆。
バードとケインのコンビが一番好きでした。
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なんだか、砂漠でアラビアンな外伝。
ヴィンセントが好きだ・・・抜け目ない感じが
本編の続きみたいな外伝。
バードかなり目立ってた。
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ところどころで感じる違和感。もしかしたらが徐々に積み重なっていってもたらされるセンス・オブ・ワンダー。
こんな話だったとは。各章のタイトルがただものではないはずだ。
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とうとう最終章の第四巻。
今回は前半のアデイルの回が面白かったです。というかティガ!ティガとくっついてほしくて仕方が無かったぐらい好きでした。
後半はほぼバードに美味しいところを持っていかれているような気がしましたが、ルーンが年相応の悩みを持っていたのが微笑ましかったです。
本当はこれから先の事ももっと知りたいところではありますが、この辺での区切りでも悪くはないなというのが正直な所です。
それにしてもフィーリの辺りはやけにあっさりだった気がします。
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とうとう最終巻!
アデイルのアラビアンナイト的なお話が面白かった☆
ティガとルーンが出会うという続編が出て欲しいな-。
バードがルーンに語る内容で
社会心理で習った囚人のジレンマゲームが
引用されていて驚いた。
萩原さんを始めモノを書く人って
本当に多くの知識があるんですね。
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「外伝だから特に読まなくていいかな」と思っていた第4巻。そんな事はなかった! 前半はアデイルのエピソードが盛り上がっていて、彼女も綱渡りの如く頑張ったんだなぁと関心しました。ティガが格好良かったですね。そして最後はフィリエルとルーンの試練という名の展開には驚かされました。正直に言えば、このシリーズをもう少し読んでいたかったです。それくらいに好きでした。
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後日談は外伝扱いだけれど本編と考えていいと思う。
世界が自立を始める話しとでも言えばいいか。
個人的にはレアンドラが一番魅力的に見えたのだが。
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外伝が蛇足?そんなことない!と思ったひとりです。とっても楽しく読ませてもらいましたし、わたしはいらないお話だとは思いません。ファンタジーからSFっぽくなってしまったけど・・・。なかなか面白いですよ。続編がもっと見たい。荻原先生はいつも名残惜しくなるような終わりかたをしてくれますから(笑)読解力がないために???なところがあったのでまた今度、再読してみます。
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とうとう、とうとう最終巻!
てかこれ自体外伝だったのか!読了後気付く!笑
3巻での外伝で挫折しかけましたが、
全巻読みきってだーい満足!です!
ファンタジーが時々ぶっ飛んでるのと、
少女っぽい要素が盛りだくさんなので
読み切れるかなーって思ってたけど、
そこはさすが、荻原規子さんでした。
あ、でも男の子は読めないかもなあ。
しかししかし、
ここまで純粋にファンタジーだと気持ちいいなー
どうやったらこんな世界頭の中で作り出せるんだろう
世界がぶれないもんな、素敵だなー。
登場人物でいちばん好きなのはティガです。
アデイルとくっついちゃえばいいのになー笑
まあ当分ファンタジーは読めない位に
脳内は雅やかなカタカナでいっぱいです笑
すごく現実的な本が読みたい笑
いつまでたっても、
ファンタジーを心から楽しんで読める人でいたいな。
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2011年8月11日読了
【外伝2 銀の鳥プラチナの鳥】
もしかしたら、今までのストーリーで一番好きかもしれないエピソードだった。それはアデイルがどうとかヴィンセントがどうとかではなく、ティガがあまりにも私のドストライクだったから!\(^o^)/ ああいう前向きひたむきに生きていて、男らしい子が好きです。ルーンのツンっぽいのもいいし、ユーシスの超鈍感も悪くはないけどね…(笑)
この話だけを読んでいるなら、アデイルとお似合いの2人だなぁとドキドキするんだけど、彼女にはユーシスがいることを思い出してちょっと凹むよね…(-_-;) あれだけいい雰囲気なのに勿体ない。でも、お互い自分に目的のある2人だからこそ、急速に近くなったのかもしれないけど。
それとルセルがいい性格してて好きだったなぁ。というか、傭兵たちは気が良くて好きだった。彼らの出演が外伝だけってのが勿体ないよ!
【外伝3 真昼の星迷走】
外伝と銘打ってはいるものの、本当の完結編という感じだった。
一応の謎は回収できてるし「これにて大団円!」って感じ。でも、女王候補のフィリエル・ディーとしての人生はこれからなので、まだまだ波乱万丈はありそうだけれども。
フィリエルが助けてもらった2人組はセシリアとルセルだよね?お迎えがティガ。ちょこっとだけど出てきてくれて嬉しかった!
逆にルーンはレアンドラ。彼女は同じ闇を抱える人間だったのね…と納得。それでもなお凛々しい彼女は素敵だった。レアンドラの喋り方は男らしくて好き!
全部読んでみての感想は面白かった。面白かったけど、個人的にはこういうファンタジーにSF要素持ち込まれるのは非常に微妙な心持ちであることは記しておく。最後まできちんとしたファンタジーかと思ったら、フィリエルたちが「???」ってなる科学の話やフィーリやバードの正体などを出されて、読んでるこっちとしては「ファンタジーなのになぁ」と思った。いや、彼女たちの生活に科学が馴染んでいるならいいんだけど、そういうのに触れ合ってこない人たちに科学の問題持ち出すのは卑怯だろと…(-_-;)
でも、女王候補3人がこのまま即位するのかすごく気になるところ。それにフィリエルとルーンの関係だけで終わってしまったので、せめてちょこっと彼らのその後が一言でもいいから欲しかったなぁ。歴史の一節みたいな書き方でもいいしね!
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佐竹美保さんの挿絵の雰囲気で、本書を手に取りました。
物語の不思議さと、絵の不思議さがよく合って、
読み進む助けになります。
いろいろな登場人物を掘り下げていくと、
著者の方の理想の人間像がぼんやりと浮かんできます。