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紙の本
壺のなかとそと
2003/01/07 10:23
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投稿者:みなさわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
TVアニメーション作品『ラーゼフォン』の小説版が本作である。
描くは本編でも第14楽章から脚本に参加した大野木 寛さん。
アニメのシナリオを素にしているだけあり、アニメを観た人なら、一つひとつの場面が鮮明に頭に浮かぶだろう。しかし、それだけではなく、この小説版は主人公神名綾人が書き綴ったような、主人公を主体とした描かれ方をしている。アニメでは確実に窺え知ることが出来なかった綾人の心情。孤独、痛み。そんな想いがしっかりと伝えられている。
今まで真実と思っていた現実。自分の知り得なかった本当の真実を突きつけられたとき、人は何を思うのか。様々な人と交錯するなか綾人は何を感じるのか。
アニメを観た人もそうでない人も、一読の価値アリ!
また、イラストも山田章博さんなど豪華な顔ぶれ。ビジュアルもとっても高いといえますよ。