恋におちた人魚

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。『恋に落ちた人魚』。こちらはニコール・キッドマンとサンドラ・ブロックで映画にもなった『プラティカル・マジック』のアリス・ホフマンが、ヤングアダルト向けに書いた一冊。可愛らしいお話だった。対象年齢は小学生高学年から中学生位かなぁ。

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短くて字も大きかったのですぐに読めました。最後はハッピーなのかどうか良く分からなかったけし、この本は私には向いてないかも…と思います。

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■親友同士の少女クレアとヘイリーにとって、今年の夏は悲しいことばかりだった。夏の終わりにクレアが遠くへ引っ越すことが決定し、いつも遊んでいたビーチ・クラブまで閉鎖されることになったのだ。そんなある日、ふたりはビーチ・クラブで嵐のために海から流されてきた人魚アクアマリンを見つけた。ビーチ・クラブで働く美しい少年に恋をしてしまったという。恋に悩み、やつれていくアクアマリンを救うため、ふたりの少女が考えだした計画とは?全米ベストセラー作家が贈る、キュートでせつないファンタジイ。

■■「恋するアクアマリン」というタイトルで映画化されました。そっちを先に見てしまったので、内容があまりに違いすぎてちょっとびっくり。映画は一夏の眩い光の中での恋と友情の成長物語。原作もテーマは同じなんですが、どこか物悲しさと淋しさが漂う。映画の方が可愛くて大好き。

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爽やかな、夏に読みたい二人の少女と人魚の物語。
ビーチの閉鎖や引っ越しなど、少女時代の終りに胸を痛めどうにもならない現実に諦観する少女たち。
しかし人間との恋を成就させたいと海を飛び出した人魚と出会い、彼女を救う為に奮起することで、彼女たちにとって最低だと思っていた夏休みが最高の夏休みへとかわる。

◆大人の都合に振り回され、諦めることしか出来なかった少女たちが、奮闘して彼女達なりの幸運を手に入れるのは、王道ながら読んでいてスカッとします。
文字量も少ないので、読書に慣れてない方にオススメです。

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夏休みに人魚と出会った2人の少女の友情と、人間に恋した人魚の物語。『愛しのアクアマリン』の邦題で映画化。みたのすごい昔だけど、映画のがおもしろかったかも。原作はわりとあっさりの印象。