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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.8
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • サイズ:19cm/315p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-14-080713-X

紙の本

言葉の力を贈りたい

著者 ねじめ 正一 (著)

真に心に届くコトバはどのように書かれ、発せられるのか。谷川俊太郎、町田康、中島みゆき、椎名林檎などの現代詩のコトバを、ねじめ正一がパワフルに解読する。NHK「人間講座」テ...

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言葉の力を贈りたい

税込 1,650 15pt

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商品説明

真に心に届くコトバはどのように書かれ、発せられるのか。谷川俊太郎、町田康、中島みゆき、椎名林檎などの現代詩のコトバを、ねじめ正一がパワフルに解読する。NHK「人間講座」テキスト等に加筆してまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ねじめ 正一

略歴
〈ねじめ正一〉1948年東京生まれ。青山学院大学経済学部中退。詩集「ふ」でH氏賞受賞。小説「高円寺純情商店街」で直木賞受賞。ほかの著書に「熊谷突撃商店」「二十三年介護」など。

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みんなのレビュー6件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

洞察力に富んだ著者ならではの詩人論・詩論

2002/10/31 22:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本の第一部「言葉の力、詩の力」と、第二部「詩の現在」はNHKTV『人間講座』同『未来潮流』である。第一部の「目次」を端折って記せば、井伏鱒二と辻征夫、山之口獏と金子光晴、藤井貞和と吉岡実などだが、ここでは谷川俊太郎論について紹介しておこう。谷川俊太郎は詩だけで生活する稀有なる現代詩人である。その理由は、彼が〈現代詩も世間に受けなければダメ〉との考えから詩を書いているからだ。それも、世間のオーダーに応えたい! オーダー以上のものを出して世間を驚かせたいとも考える欲張りな詩人なのだ。とはいえ、谷川俊太郎の「受けたい」気持は、「受ければいい」とは違う。世知辛い世間のオーダーに応えつつ、〈詩としての気品やコトバの緊張感、実験性をきっちり出して〉もいるからだ。また谷川俊太郎は、現実感やリアリティで詩を書かない。現実を感情で受けとめるのではなく「概念」で受けとめる詩人だからだ。「物事を概念として捉えるとは、昆虫採集のように物事をピンで押さえ込むこと、物事をストップさせることである。谷川俊太郎の詩は難解ではないが、さりとて庶民にすぐ分かるような詩でもない。彼の詩の言葉はやさしいので、何となく分かった気になるが、実はその先がある」とし、著者は「ゆうぐれ」(『よしなしうた』91年、所収)を引く。「ゆうがた うちへかえると/とぐちで おやじがしんでいた/めずらしいこともあるものだ とおもって/おやじをまたいで なかへはいると/だいどころで おふくろがしんでいた/ガスレンジのひが つけっぱなしだったから/ひをけして シチューのあじみをした/このちょうしでは/あにきもしんでいるに ちがいない/あんのじょう ふろばであにきはしんでいた/となりのこどもが/うそなきをしいている/そばやのバイクの ブレーキがきしむ/いつもとかわらぬ ゆうぐれである/あしたが なんのやくにもたたぬような」。
 人が殺されていても日常は淡々と過ぎていく。人が殺されても時間は特別速く回ることはなく、いつもと同じ。人が殺されていてもガスの火は止めなくてはならず、隣の子は、昨日と同じように嘘泣きをし、外を通るソバ屋のバイクは相変わらずブレーキが軋む。
 平易な文で綴られてはいるが、洞察力に富んだ詩人論・詩論で感心した。

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2007/08/28 19:24

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2008/08/28 20:12

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2012/06/12 17:23

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2013/02/15 00:34

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2017/02/07 05:07

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