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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.10
- 出版社: 近代文芸社
- サイズ:18cm/186p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7733-6934-5
紙の本
午後のひとときコーヒーブレイク ある国語教師のつれづれなるままに (近代文芸社新書)
著者 小田島 本有 (著)
釧路新聞に連載され好評を博した「コーヒーブレイク」。言葉のあり方を根本から問い直す講演「言葉と私たち」。国語教師である著者が平易な言葉で、時には厳しく、時にはユーモアをこ...
午後のひとときコーヒーブレイク ある国語教師のつれづれなるままに (近代文芸社新書)
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商品説明
釧路新聞に連載され好評を博した「コーヒーブレイク」。言葉のあり方を根本から問い直す講演「言葉と私たち」。国語教師である著者が平易な言葉で、時には厳しく、時にはユーモアをこめて語る、珠玉のエッセーの数々。【「TRC MARC」の商品解説】
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著者コメント
2004/01/24 03:15
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投稿者:小田島本有 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代は言葉が溢れかえっている。言葉そのも
のが商品となり、いかに刺激的な言葉を売り出
すことができるかに人々は汲々としているよう
にも見受けられる。刺激的な言葉は一時的に人
々の注目を集めるものの、やがてそれらは生彩
を失い、捨てられていく。これほど言葉が粗末
に扱われている時代はない。
日頃は何気なく使っている言葉の一つ一つに
思いを馳せてみることが今求められているので
はないか。理想的なコミュニケーションは良き
話し手のみならず、良き聞き手がいて初めて可
能となる。饒舌ばかりが目立つ昨今だが、沈黙
の中に込められた言葉の重みを感じ取れる感性
が大切だ。
私は北海道で国語を教える教師としての立場
から、日頃感じているこれらの問題を声高に叫
ぶのではなく、静かに訴えてみたかった。日頃
接している学生のみならず、一般の人々へのさ
さやかなメッセージとして読んでもらいたい。