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紙の本
ガーデン (創元推理文庫)
著者 近藤 史恵 (著)
小函を抱えて今泉文吾探偵事務所を訪れた奥田真波は「火夜が帰ってこないんです」と訴える。カヤ、人を魅惑せずにはいない謎めいた娘だ。函の中身を見て只事ではないと行動を開始した...
ガーデン (創元推理文庫)
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商品説明
小函を抱えて今泉文吾探偵事務所を訪れた奥田真波は「火夜が帰ってこないんです」と訴える。カヤ、人を魅惑せずにはいない謎めいた娘だ。函の中身を見て只事ではないと行動を開始した探偵は、幾人もの死を招き寄せるあやかしの庭へ……。周到な伏線と丹念に組み立てられた物語世界、目の離せない場面展開がこたえられない傑作ミステリ。【本の内容】
著者紹介
近藤 史恵
- 略歴
- 1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。人間心理の機微を描く筆力の見事さには定評がある。2008年に『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞。〈ビストロ・パ・マル〉シリーズの他に『ねむりねずみ』『ガーデン』『薔薇を拒む』『みかんとひよどり』『それでも旅に出るカフェ』『ホテル・カイザリン』など著書多数。
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電子書籍
今回は渋め
2023/05/03 08:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
同居していた女友達の失踪。彼女の行方を真波と探偵の今泉が追うという流れで、気になる伏線を挟みながらのハードボイルドな展開を楽しめる。
紙の本
前日譚
2015/08/30 15:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
今泉と小菊の、歌舞伎の世界を舞台にしたシリーズの前日譚です。この作品自体は全く歌舞伎とは関係なく、そのせいもあるのか、ほかのシリーズ作品とは結構趣が異なります。
紙の本
熱情の冷ややかさ
2009/11/14 22:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
強烈なヒロイン、火夜(かや)を廻るミステリー。
庭にひきつけられ、庭の中で閉じられたような世界の中で、現実感のない美しさでつづられている。
ミステリーとしては、それってあり?って思わないでもないが。
「凍える島」でもそうだったけど、近藤史恵は情熱を冷ややかに書く作家だと思う。
そして、それはこの「ガーデン」において特に顕著であり、凝縮されていると思う。
紙の本
編集部コメント
2003/06/09 19:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東京創元社編集部 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小函を抱えて今泉文吾探偵事務所を訪れた奥田真波は「火夜が帰ってこないんです」と訴える。カヤ、人を魅惑せずにはいない謎めいた娘だ。函の中身を見て只事ではないと行動を開始した探偵は、幾人もの死を招き寄せるあやかしの庭へ……。周到な伏線と丹念に組み立てられた物語世界、目の離せない場面展開がこたえられない傑作ミステリ。