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  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発売日:2003/01/01
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:19cm/297p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-19-861638-8
絵本

紙の本

かかし

著者 ロバート・ウェストール (作),金原 瑞人 (訳)

【カーネギー賞(1981年)】死んだパパを敬愛するあまり、継父や家族への憎悪を募らせる少年サイモン。その追いつめられた孤独な心は、かつて邪悪な事件が起こった水車小屋に巣食...

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かかし

税込 1,760 16pt

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商品説明

【カーネギー賞(1981年)】死んだパパを敬愛するあまり、継父や家族への憎悪を募らせる少年サイモン。その追いつめられた孤独な心は、かつて邪悪な事件が起こった水車小屋に巣食う怨念を目覚めさせ?! 初版1987年刊(福武書店)の改版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ロバート・ウェストール

略歴
〈ロバート・ウェストール〉1929年イギリス生まれ。美術教師のかたわら児童文学作家として活動。作品に「猫の帰還」「海辺の王国」など。93年没。

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評価内訳

紙の本

怖い。不気味に迫り来る「かかし」よりも、それを呼び寄せる「人間」が

2007/04/13 23:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 サイモンは母親が再婚した風刺画家ジョーの家で夏休みを過ごすことになるが、亡き父を慕う気持ちが強く、新しい生活に馴染めない。家族の中で孤立し、孤独と憎悪に侵される彼心は、古い水車小屋に巣食っていた邪悪な何かを目覚めさせてしまう。それは三体の「かかし」となって、サイモンの家に迫ってくる。
 表紙からして不吉で暗雲立ち込めているが、とても怖い話だった。
 何が怖いって、主人公の少年が危なっかしくて恐ろしい。いわゆる「キレル」若者の典型で、ギリギリで自分を保っている不安定な精神状態なのだ。そういう年頃と言ってしまえばそれまでだが、今にも爆発しそうな暴力性を必死で押さえ込んでいて、心に全く余裕がない。不安や不満が、まるで的を見つけたかのように継父と母、妹に向かってしまい、サイモンが日々募らせていく憎悪は凄まじい。
 そしてサイモンと同年代の読み手は、やはり彼の心情に共感に、母親やその再婚相手を気のするのだろうかと思うと、それもちょっと怖い。サイモンの母親は、息子の目というフィルターを通さず見れば、やや配慮に欠けるものの普通の女性であり母親である。再婚相手は、むしろ出来た男ではないだろうか。これは、大人目線かもしれないが。
 すれ違う心が、サイモンを屈折させ、「かかし」たちに負のエネルギーを与えてしまう。サイモンの不安定さと荒々しさは、そのまま物語の緊張感に繋がっていく。恐怖に彩られた物語の結末が、どちらに転ぶか全く読めないのだ。荒々しい展開は、サイモンたち一家を死と破滅と絶望に導きそうでもあるし、再生と希望へも導きそうだ。
 ついにかかしが家にやって来る。そして……
 実際にラストシーンを読んでなお、この奇妙な不安定さは残った。直前まで黒と思っていたら白で(この場合、色は何かの比喩ではない)、だが白と言い切るには、すっきりしない何かがある。作者があえて書かなかった、後一文があるのではないかと感じてしまうのだ。全てをひっくり返してしまうような一文が。
 物語全体の怖さより、このもどかしいような著者の筆の置き方が、実は一番怖いのかもしれない。答は読み手の心の奥底にある。

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