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収録作品一覧
鬼子母像 | 5-34 | |
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弟の首 | 35-48 | |
鳴き砂 | 49-78 |
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紙の本
妖美な世界
2003/06/10 08:54
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投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
亜愛一郎や曾我佳城のシリーズのようなトリッキーな本格ミステリから、味わい深い職人の物語、江戸情緒あふれる捕物帳など、名作傑作短編を書き続けてきた著者の短編集。なので、読む前から期待せずにはいられません!
内容は、人情話、幽霊話、純愛物語、奇談などなど、ちょっとまとまりを欠くようにも思えますが、次はどんなお話かな?と期待感が高まるので、これはこれでいいのかな。
収録12作に共通していえるのは、ミステリの味付けがしてあり、それが話の盛り上がりに一役かっていることと、何より妖美であるということ。
妖美、字のごとく妖しく美しく、話によっては官能的ですらある泡坂妻夫の創造する物語の世界。一度はまると病みつきになってしまうこと、うけあいです。